デューク・カブーンの元ネタ
『トイ・ストーリー4』のレビューで書き忘れたこと。
ウッディは「成長」して、
オモチャであることをやめたわけだが、
さしずめ『スター・ウォーズ』(1977)のルーク、レイア、ハンが、
『ジェダイの復讐/帰還』(1983)で成長したので、
無邪気に冒険を楽しむ役目は、
↓イウォークに譲ったように、
以前のウッディやバズのように、
まったく成長していない=無邪気な子供のままの、
威勢のいいオモチャが登場!
その名は、デューク・カブーン!
声はなんと、キアヌ・リーブスが担当。
でもって、これの元ネタは…
という甘い考察があるが、
んなわけねえだろ!
年輩の人なら、
デューク・カブーンのスタントバイクのおもちゃの元ネタを知っている。
アイディアル社のEvel Knievelのスタントサイクル!
Evil Knievelは、
日本ではエベル・ナイベルというトンデモ記述もある。
knife(ナイフ)knee(ニー=膝)同様に、kは発音しないと思われたんだろう。
日本では、
ポピーから、
と言う商品名で発売。
仮面ライダー(ストロンガー)版と、
ゴレンジャー(アカレンジャー)版もありました。
しかしまあ、
『トイ・ストーリー4』のYahoo!映画レビューの☆1つを観ると、
日本人って、つくづく変化に弱いというか、
保守的に思考が凝り固まってるんだなと呆れる。
「こどもたちも、
もうウッディやバズのオモチャで遊ばなくなりました」
って、いたって正しく映画を受け止め、
正しく反応してるじゃん!
1作目の『トイ・ストーリー』(1995)から、
24年も経過してるのに、
新作が何本作られても、
同じ価値観を固定し続けろって、
あんた、イカレてるよ。
そんなんだったら、
新作なんか見に行く危険を冒さず、
ずっと旧作のDVDを見返してたらいいじゃんか!
いつまでもオモチャに浸ってたいんなら、
ウッディやバズのオモチャは捨てて、
デューク・カブーンのオモチャでどうぞ。
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