「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」総括

宇宙戦艦ヤマト2202をつくる(10) 2019年 4/10 号 [雑誌]

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この記事（2202最終第26話「地球よ、ヤマトは…」に寄せて）の続き。

まずは恒例、

前回までにいただいたコメントの再掲から。

てんたくる

2019-03-25 23:16:37

新・森雪のファンっているの？

お疲れ様です。
ついに地獄の最終章にたどり着いてしまいましたね。

今回の2202の森雪他について、ずっと思っていたことなのですが

森雪＝破綻した物語の象徴

思想・行動が全く定まっていません。
ラブラブスタート→いきなり指輪マジックで婚約破棄→
ヤマトに潜り込んでまたバカップル→いきなり記憶喪失→
顔面打たれて重症→なぜか即効で回復→
「記憶ないけど良い人そう」で淫らなポーズのまま特攻

ズォーダー＝独善的な制作スタッフの象徴

「愛だ」「愛なのだ」と自分の考えのみ押し付け
その主張・行動は、全くの意味不明で説得力がありません。
当然、人の意見・助言は、受け付けません。

古代進＝最後まで付き合ってしまった視聴者

なんらかんら文句を言っても、流されて劇場に行き散財してしまう・・
最後の最後まで、ズォーダーを殺す＝見るのを辞める決断が出来なかった
情けない私たち視聴者の象徴のような影の薄い主人公。

この宇宙戦艦ヤマト2202を具現化するアイコンは
「アーマーガールズプロジェクト 宇宙戦艦ヤマト2202 ヤマトアーマー×森雪 」
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てんたくるさんは以前よりの常連ですが、

さすがにするどく、皮肉な分析ですね。

やっぱファンもいいかげん

タイトルに「ヤマト」を冠しても看板に偽りありで、

中身は別物のパチモン詐欺だと気づくべきだと思います。

Doburokutao

2019-03-26 00:04:26

テレサの狙いが萩尾望都「銀の三角」のラグドリーンのような物だったら、面白かったかも…

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25話ですが…観ていて呆れたのは　音楽で「お涙スイッチ」を押そうと露骨にしている事でした。
それだけお話（登場人物がその行動を起こす必然）が筋道立てて描かれていない。
だから、いきなり長台詞で心情や状況を説明したあげく「音楽でスイッチを押す」ではないかと…。まぁ私がお話を理解してないだけかもしれませんが…

　ところでこの、「2202」の白色彗星ですが、物語を放棄したような自滅的な滅び方も、白色彗星の構成員がたった一人残された大帝のための玩具の兵隊だったような描き方をすればまだお話が面白くなったかもしれませんが…

同氏は、

最終26話にもコメントを。

Doburokutao

2019-04-01 01:03:52

「アンドロメダ」のみならず、デザイナーたちか生み出した「ヤマトメカ」のキャラ達の不幸に合掌

偶然にしては「999 エターナルファンタジー」以降になる 松本零士/原作・総設定・デザイン・監修 和智正喜/著「 GALAXY EXPRESS 999 ULTIMATE JOURNEY」と被る部分が多いなぁ…と。

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新しい物が見たかったのですか、やっぱり「ヤマト」商売（「ブランド名」で質を上げることなく客を舐めてる）に多少は期待した(夢見た)私がバカでした（懲りずに騙されました）。
話題の2202をTVで見て一番の収穫は 過去観た「ヤマト」はなんであったか…を自分なりに考え直す機会を得た事だと思います。

約半年、私のコメントに気長にお付き合いいただきありがとうございます。

Doburokutaoさんは、毎回必ずコメントをいただき、

私もその全文を理解できたわけではないものの、

自分だけの視点では得られないものを知ることができ、

まさにブログ発信の賜物（たまもの）と、

こちらこそ感謝申し上げます。

それつながりで、

今回は自分と異なる意見との付き合い方について。

結局「2202」って、騙しの手口の羅列だった。

もちろん、だますためにやってるんだから、

コロリとだまされてくれるおめでたい人たちもいて、

そういう人は、

作品に批判的な意見は、

自分がだまされたことを気づかせるために不快だから、

一時の気分や感情だけで反発する。

以下のYahoo!映画レビューのように。

• ltc***** さん
• 2019年3月28日 21時10分

くそレビューがものすごく不快です。

☆５つ評価

つまらない、くそレビューに乾杯。よう作りもせんくせに阿呆が偉そうにすんな。

書き手の粗暴な性格がむき出しのこのレビュー。

いや、レビューと呼ぶにはあまりにお粗末、

論説的で理にかなった反論が皆無で、

ただ気分や感情をぶちまけている。

一体誰なのか？

このコメント、

どうやらマコマコ（小林誠）らしい。

ってことは、

だまされた人の感情的反発ではないようだ。

検証のためには、とりあえず、

↓このレビューをお読み下さい

• isu***** さん
• 2019年3月30日 9時13分

お布施はやめよう

☆1つ評価

 

あれだけの酷評を集めた2202の続編制作が発表された。

ヤマトには残念ながら、ヤマトが宇宙空間を飛んでいるだけでお金を落とすコアなファンがいる。
5000枚円盤が売れれば二期が決定しまうアニメ業界の中で、少なくとも毎度15000枚売れてしまうヤマトは商売上は旨味があるのだろう。
愛のない製作委員会はそう判断する。

しかしだ。
本当に面白いと思って見ているか？

私を含めたおじさん、爺さんたちよ。
もうお布施はやめよう。
お布施ある限り駄作ヤマトは世に出る。
そして若者にスカスカな内容をバカにされて、話題にもされないのだ。

狂気だったが才能とヤマト愛があった西崎義展氏はもういない。

いたのは焼き鳥焼くしか能のない養子
学級崩壊を食い止められなかった監督
小説家の才能枯れたマルチクリエイター
自分のデザインをプラモにするため作品を私物化した人格破綻者の副監督

2202は宮川息子さんの音楽と玉盛さんのメカデザイン、声優さんの熱演が支えていただけであって、次回作どれかが抜ければ黒歴史の復活編に落ちること受けあいだ。

やられてもやられても黒煙をあげて敵に立ち向かったヤマトはもう作れない、被弾して吹っ飛ばされるモブがいて初めて戦っているドラマを感じた、盛り上がるほんのちょっとしたタイミングで宮川音楽をぶちこむ音響のセンス。
無能な焼き鳥屋が集めてくる他に仕事のない三流のクリエイターにそんなヤマトの芯がわかってたまるか！
お布施はやめよう。
ストレスで早死にするためにお金を落とすのは、ヤマト艦内をうろついて災難ばかりにあう森雪と同じくらい馬鹿げた行為だ。

あと☆1の心あるヤマトファンに、酷評するなら自分で作ってみろと抜かしている関係者の投稿があったが今すぐクリエイターをやめた方がいい。

評価は☆1です。

☆１つ「お布施はやめよう」レビューが、

2019年3月30日 9時13分

☆５つ「くそレビューが不快」感想が、

2019年3月28日 21時10分

なので、

どうやら間違いなさそうだ。

私も「こんな物にお金を払う必要はない」と、

劇場鑑賞は第２章まででやめてしまい、

以降はもっぱら無料のテレビ視聴ですませてましたが、

こうして毎週後追い記事を綴ったのも、

「まだ世間はヤマトに関心がある」と、

作り手に勘違いさせてしまいそうだから、

もうやらない方がいいんでは、

とも、今回は真剣に反省させられました。

それとこれは「2199」の時から思ったが、

どうやらリメイクヤマトのスタッフ陣は、

起用抜擢された時点で適材なんだから、

出来上がる作品はマトモに決まっており、

それを叩く世論はおかしいという論法らしい。

いやいや、

「作れもしないくせにエラソーに言うな」

って、

作る機会を与えられるのだって実力とは限らないんだから、

（しがらみ・情実の場合が大半）

実力があるかどうかは、

観客と視聴者に判断してもらわなければ、

どんな作品でも、完成した時点ですでに名作になってしまう。

名作か駄作かは、公開後の観客や視聴者という受け手の感想で決定するから、

それが閲覧できるネットレビューはとても貴重なはず。

なのに、「作るプロでもないクセにエラソーに酷評するな」と牽制／威嚇／恫喝する神経を疑う。

Yahoo!映画レビューで「不快」を表明した人は、

では本ブログへの以下の感想には、どう答えるつもりなのか？

JOE

2019-04-04 19:52:42

MAD動画のような

漸（ようや）く最終回まで観ました。
まるで、さらばの名セリフを集めて別の映像を繋いだツギハギのMAD動画のようでした。斎藤の「あわてず急いで正確に」というセリフ、単なる突入シーンで言うべきセリフか？
26話最終回は、『さらば』や「ヤマト2」のラストをなぞるままでは食傷なので、新たなエピソードを追加するアイディア自体は歓迎なのですが、生きてるのか死んでるのか分からない観念世界描写（スタトレ的な？）と、一兵卒を救うために重要なインフラをダメにする決定を世界に委ねるという人類の善意を試すが如きの甘っちょろいストーリーの畳み方には閉口しました。
でも何よりリモコンをぶん投げそうになったのは23話です。

今際（いまわ）の際（きわ）のセリフを聞くために敵がいつまでも待ってくれていたり、古代を庇うために森雪が銃弾より早く移動したり、もういい加減日本のドラマアニメは、作劇に連動して時間と空間を引き伸ばしたり物理法則を歪めたりするのは辞めてほしいです。

森雪はどこを撃たれたんだよ？

頭を撃たれたからバイザーが割れたんじゃないのかよ？

血も出ていない森雪が医務室に運びこまれた一方、

腹部を撃たれたデスラーが平気で歩き回り、キーマンと別れの挨拶を交わしたりするの、ヤメロヨ！

（興奮のあまりの乱暴な書き込み、失礼致しました）

JOEさんのこのコメントが示すように、

観客や視聴者はなにせ受け手の立場のプロなんで、

作品を作る立場になくたって、

作品を評し、論ずるプロがたくさんいて、

感情論でなく、具体的事例を分析して良い悪いを論じ分ける。

マコマコは、

（まさかそんな対人関係に問題を抱える危険人物だと認識していなかった）一般人が、

SNSでの彼の拒絶の態度におそれおののき、

「気分を害されたのなら謝ります」

と下手（したて）に出たところ、

「不快です」

と返した前科があるだけに、

上記の「ものすごく不快です」も、

味をしめて調子に乗った再犯の可能性がたしかに高い。

「2202」続編は、

メインライター／シリーズ構成が福井晴敏のまま。

羽原信義監督は降板。

小林誠が続投するかが、作品の成否を決めるだろう。

続投→失敗

降板→成功

いや、福井続投の時点で失敗は目に見えているかも知れませんが、

マコマコの参加不参加で、

成否の元凶が誰だったのかも特定できるかもだし。

とにかく今や、社内の誰も、

小林誠という反応炉の暴走を止められないんですよ。

彼自身こそが、「滅びの方舟（はこぶね）」そのものです。

ヤマト記事は今後も続き、

次回は西崎彰司プロデューサーを取りあげる予定です。