これ(意外や超傑作『スパイダーバース』IMAX 3D)の続きで、
タイトルは
意外や凡作?『スパイダーバース』4DX
『スパイダーマン:スパイダーバース』4DX吹替版
2019/3/13 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン1 G-7
たたみかけるアクションで、
スクリーンを縦横無尽に駆け巡る作品だけに、
MX4Dはともかく、
前寄りの席が埋まっていたので、
最後列で観たんだが…。
IMAX字幕版の時にたしかに感じた、驚きや感動、興奮がどこへやら。
吹き替えが悪かったとは思えず、
この差は何かと案ずるに、
作品への没入感、つまりのめり込み度と、
突き離され度の違いだろう。
最後列で観た4DX吹き替え『スパイダーバース』は、
フラッシュ効果との兼ね合いもあって、
画面を真っ暗にはできず、
黒がどっぷり沈んでくれずに、
ぼんやりした灰色でどんより。
4DXといえば、ぐるんぐるんと座席がブン回されるスリルを期待するが、
水平方向の横揺れはそれなりでも、
縦方向の落下や急降下、あるいは上昇の感覚は再現が苦手。
それやこれやで、あとはお値段。
いつもながらの4DXの割高料金に、
とても見合う鑑賞とはいいがたく…。
おかしいなあ。
ホントは一般公開後には、
内容に触れながら褒めちぎる予定だったのに…。
称賛の理由は、
まとめれば3つの観点から、
- 正しい(正当な)スパイダーマン映画なこと
- 正しいヒーロー映画なこと
- 正しい青春物語なこと
2015年4月に開催されたシネマ・コンでSPE会長のトム・ロスマンは、新たなスパイダーマンの映画作品の公開日を2018年7月20日にすることに加え、プロデューサーにロード、ミラー、パスカル、アヴィ・アラッド、マット・トルマックの5名を迎えること、ロードとミラーが脚本の本稿の執筆にとりかかっていることを発表した。
2015年12月にSPEは映画の公開日を、当初の予定より遅い2018年12月21日とすることを発表した。2016年6月までの間に、ロードは脚本を執筆する作業に入り、ボブ・ペルシケッティが監督に就任した。
ミラーは映画について、これまでのスパイダーマンの映画作品とは違った印象を与えることになるとしつつ、「ユニークな映画鑑賞体験として独自の地位を得るだろうね」と語った。内容については、2017年1月に行われたアニメ映画のプレゼンテーションでのSPEの公式発表から、マイルス・モラレスを主人公とする作品であることが噂されており、ピーター・ラムジーはこの時点で共同監督として作品に参加していた。翌月、アレックス・ハーシュが脚本寄稿者として作品に加わったことや、クリスティーナ・スタインバーグがトルマックに代わってプロデューサーに就任したことが明らかとなった。 ロードとミラーは12月、ブラジル・サンパウロで開催されたコミコンでティーザー映像を公開。作品の題名をSpider-Man: Into the Spider-Verseとし、複数のスパイダーマンが本作に登場することを発表した。また、ロドニー・ロスマンが共同監督として本作に加わった。
脚本
本作の脚本はロードとロスマンが執筆を担当した。監督のペルシケッティによれば本作を製作するにあたり最初に行ったのは、既にいくつものスパイダーマン映画が公開されている中で本作を作る理由を考えることだったと語っており、これまで長編映画では主役とされていなかったマイルス・モラレスによる新たなスパイダーマンのストーリーを作ることで決定された。
マイルスの産みの親である原作者のブライアン・マイケル・ベンディスは、本作のストーリー開発にあたり助言を行っている。
2018年8月、アメリカ映画情報サイトColliderによるペルシケッティ、ラムジー、ロスマンら3人へのインタビューによれば、当初本作はアニマティック映像とストーリーボードだけで2時間を超える長さがあった。これはロードとミラーが「作品で扱うことのできる」ものを基に映画を作るという手法を取っており、最初の段階で可能な限り多くの要素が加えられたためであった。彼らは同インタビューで本作の上映時間は最終的にアニメ映画の標準の長さである90分に収まるだろうと述べている他、エンドクレジット後のシーンをどうするか考えていることを明かした。
『ジャスティス・リーグ』のスナイダー版は観たくもないが、
『ハン・ソロ』のフィル・ロードとクリス・ミラー版なら、ぜひとも観てみたい!