スピルバーグ・チーム復活!『ペンタゴン・ペーパーズ』(2017) | アディクトリポート

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『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

2018/4/5 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン4 E列7席

 

実にひさびさにスティーヴン・スピルバーグ監督作品を観た。

 

スピルバーグ作品をざっとおさらい

 

とにかくスピルバーグ監督の映画は

『JAWS/ジョーズ』(1975)からずっと、

面白くてハズレなし。

 

映画館が歓声や爆笑、拍手に満たされるのは、

『ジョーズ』や『E.T.』(1982)など、

もっぱらスピルバーグの映画だった。

 

当初はSFやファンタジーと、

子供っぽい映画ばかり撮ってたが、

『カラー・パープル』(1985)から、

あからさまなアカデミー作品賞/監督賞ねらいの、

大人向け作品も撮るようになった。

 

ところが子供向けに戻った『フック』(1991)あたりで失速。

「やりすぎ」と酷評された。

 

子供たちがオモチャで敵の海賊たちに反撃するシーンの、

センスのなさにガッカリ。

 

劇場はドッチラケで静まりかえっていたよ。

 

コンビを組み続ける音楽のジョン・ウィリアムズが素晴らしく、

映画を観る前に『フック』のサントラCDを聴きまくっていただけに、

 

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いよいよ映画本編をみて、

「この名曲に、よりによってこの映像?」

と、かなり落胆。

 

『シンドラーのリスト』の93年には、

先に『ジュラシック・パーク』を撮っていて、

この頃から「割り切り」が始まり、

テーマパーク/アトラクション型の見世物映画と、

内容で勝負の充実作に二分されるようになった。

 

『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)なんて、

単なる惰性や延長で、まったく感心できず。

 

『ジュラシック・パークIII』(2001)では、

自分と同じ割り切りを、あろうことか、

監督のジョー・ジョンストンにも強いた。

 

ここらへんから、スピルバーグ作品でも映画館で観なくなり、

ジョン・ウィリアムズのサントラだけを聴くことも。

 

『アミスタッド』(1997)は、

サントラにしびれて、

 

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後でレーザーディスクで本編を観たが、

『フック』ほどではないにせよ、

音楽の方が優れているのは変わらなかった。

 

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A.I.』(2001)は、キューブリックに迫ろうと

出だしは気合いが入っていたけど、

だんだん失速。

 

最後に年代がポンと飛んで、

地球が氷漬けになり、

そこに出てきたエイリアン(みたいなの)が、

AI(人工知能)の進化形だと、

うんと後年に高橋ヨシキ氏に教えてもらうまでわからなかった。

 

ジェームズ・キャメロン監督作『アビス』(1989)の最後の方で出て来る深海生命体も、

なんでノンマルトみたいに地球の先住種族じゃなくて、

宇宙からの外来知的生命なのか、

後の『エンダーのゲーム』(未読・未見)の著者、

オースン・スコット・カードの『アビス』ノベライズを読まないとわからなかったのと似た状況。

 

自分がわかっていることを、

人にもわかりやすく伝えるのはムズカシイ。

 

『マイノリティ・リポート』(2002)は、

けっこうスゴイ映像化なのにあまり話題にならず、

このあたりからスピルバーグ作品が低迷し始める。

 

門下生のロバート・ゼメキスの方が、

『キャスト・アウェイ』(2000)などで、

人生ドラマの紡(つむ)ぎ方が手際よいため、

スピルバーグの方が見劣りするところもあった気がする。

 

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)も、

『ターミナル』(2003)も、悪くなかったけどね。

 

『キャッチ・ミー〜』でディカプリオ演ずる主人公は、若くして詐欺師に身を堕とすが、

そういう人への救済策が最後に示されるのがいい。

 

日本はひとたび罪を犯すと、

そのまま永遠に罪人扱いの根強い国だったので。

(※2002当時の話 今はまるでその逆)

 

『ターミナル』は、本当のサントラがスポットCM等にまるで使われず、

無関係な曲があてがわれ、

そこらへんもジョン・ウィリアムズの音楽の衰えを示している気が…。

 

ここまでは、サントラCDは欠かさず買っていたのに、

次作『宇宙戦争』(2005)はついに買わず、

映画自体も印象が希薄だった。

 

次の『ミュンヘン』(2005)はちっとも面白くなかった。

ところがなぜか映画通?にはウケが良く、

「この場面はあの映画」「あの場面はこの映画」と借景だらけだったが、

そんなの映画の本質じゃないんで、

映画自体がつまらないんじゃしょうがない。

 

この頃は、映画が広く一般観客に向けたものになっているか、

それとも一部の限られた映画マニアに向けたものになっているかを真剣につきつめ、見極めていた。

 

それもあってか、

同様に『ミュンヘン』支持派にウケていた、

トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008 ベン・スティラー監督)も、

全然面白くなく、

こういう映画をオススメするようにだけはなるまいと誓った。

 

かくして、

これまた期待はずれのあっさり味、

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)

を最後に、

なんと10年も、スピルバーグ監督作品を観ていない。

 

ただし作品は、

『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011)

『戦火の馬』(2011)

『リンカーン』(2012)

『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015)

『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(2016)

——の5作しかないが。

 

製作総指揮作品」なら、やたらとたくさんある。

 

やっと『ペンタゴン・ペーパーズ』を評価する

と、相変わらず前置きが長いが、

日本公開は今年2018/3/30でも、

アメリカ限定公開が2017/12/22、

拡大公開が2018/1/12、

つまりかろうじて2017年作品の『ペンタゴン・ペーパーズ』は旬な話題で

「これは観なければ」と意気込んだ。

スピルバーグ作品は、

業界入りのきっかけがユニバーサルだったので、

同社配給が圧倒的に多く、

今回も最初にユニバーサルのタイトルが出る。

 

…が、

直後に出るタイトルはフォックス。

これ(フォックス製作)はたしか、『マイノリティ・リポート』以来ではないか。

 

海外配給は、スピルバーグ作品ならお手の物の、

ユニバーサル(東宝東和)に一任したのだろうか。

 

作品自体は、

撮影(ヤヌス・カミンスキー)、ジョン・ウィリアムズの音楽と併せ、
安定のスピルバーグ作品が甦った感じで、

存分に堪能した。

 

中盤で1回だけアクビが出たが、

後半は、うなったり、声を上げることしきり。

 

字幕(松浦美奈)の出来が良く、

「ワオ」とか「ジーザス・クライスト」に、

具体的で的確な訳語が割りあてられていた。


あえてこの時期に公開だからこそ、

共謀罪

特定秘密保護法

訴追

と割りあてられた訳語がズバリとハマり、

これが演出効果バツグン!

 

政府や権力の横暴が、

過去の他国ではなく、

現代の日本にもあるのだと、

迫真力を以て伝わって来る。

 

「グラハム」は「グレアム」だろうくらいは思ったけど、

日本の人名表記の慣例に従ったんだろう。

 

ただし、あくまでもスピルバーグ流を貫き通しているだけに、

後で事実関係をネットでチェックして、

「この内容を伝えるなら、他のやり方もあっただろうに」

くらいは、さすがに思いはしたものの(後述)、

それをやるとスピルバーグ映画ではなくなる感じもあった。

 

史実に基づく映画の見方

 

いわゆる社会派の映画だと、

描かれた事象の背景を観客が知らない場合が多く、

その無知をさらすと、

反対にそういうことにやけに詳しい人から、

激しい攻撃を受けることがある。

 

その「激しい人」は、

私にはピーター・バーグ監督の『キングダム/見えざる敵』(2007)で、

ある評論家には『大統領暗殺』(2006)で、

別のラジオパーソナリティには『ハート・ロッカー』(2008)

でかみつく一方、

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(2011)

3

を鑑賞前から「どうせ駄作に決まってる」

と映画評論家にはあるまじき決めつけ。

 

監督から「せめて観てから評価してくださいよ」

と注意されて、しぶしぶ鑑賞。

 

ところが、自分可愛さから、

決して『もしドラ』映画の良さを認めず、

なぜか少年野球ものというところだけが共通している、

35年も前の『がんばれ!ベアーズ』(1976)をわざわざ引き合いに出して、

『もしドラ』は、ここが『ベアーズ』と比べてダメ

と見苦しかった。

 

ちなみに私見では、

『キングダム/見えざる敵』『大統領暗殺』『ハート・ロッカー』はつまらなく、

『もしドラ』は面白かったのが正直な感想。

 

世間は「激しい人」の、

今でも独自の切り口の映画評に「さすがは○○さん」と言う声が絶えず、

それは確かだからいいんだけど、

基本的に、評論家の解説がないと理解できない映画は失敗作だと思うけどね。

 

映画本編をみただけじゃ理解ができず、

他を参照しないとならないなんて、説明不足じゃんか。

 

そういや後年にこの「激しい人」、

ある映画の共同脚本でガクンと評判を落としてしまった。
きょじん

 

映画評論の腕と、脚本家の腕前はまったく別物なんで、

それが明らかになっただけだから、

二度と脚本を担当しなけりゃいいだけの話ではある。

 

だけどいったんは、

常連の映画誌上で「死んで欲しいヤツ」に自己推薦と卑下しておきながら、

少し経つと、「興行面では失敗しなかったから結果オーライ」と、

相変わらずの唐突な別事例を持ち出してごまかすに至り、

自己正当化を図る(謀る)姿勢には、「やっぱりな」としか思えなかった。

 

現実に「通り魔」に、

レッドマンの異名は、「赤い通り魔」

いきなり襲われた経験のある、

こちらとしては、

そのショックは根強く残っている。

 

なので、自己中心的な人物のとばっちりに遭ったのは、

自分だけではあるまい

との見込みから、

「家政婦は見た」の市原悦子のように、

その例えが古すぎるなら、

ひょっこりはんのように、

監視した正直な結果を申し挙げている次第。

 

さらに付け加えれば、

このブログでも、

作品によっては酷評もするけど、

『ヤマト2199』(2012)の時なんか、徒党を組んだ攻撃にずいぶんとさらされた。

 

だけどだいたい、

かのスピルバーグ監督作でも気に入らないことがあるくらいなのに、

あんなポンコツリメイクアニメを高く評価できるわけがないと思いますがね。

 

それが『ヤマト2199』のTBS放送終了でパッタリやんだので、

どうやらShill(ステマ)部隊だったらしい。

 

その後、『ヤマト2202』(2017)に続投した『2199』メインスタッフの一人が、

Twitterで作品に否定的なコメントを片っ端から検索。

文句や抗議のコメントを捨て置きたちまち、

相手をブロックして反論を受け付けないという、

ヒットアンドアウェイ戦法を繰り広げたそうで(※未確認情報)

完全に常軌を逸している新手の通り魔としか思えず、

ずいぶんと恐ろしい時代になったものよと嘆かわしい。

 

いや、私だってたしかに、

『ペンタゴン・ペーパーズ』を鑑賞後に、

Yahoo!映画レビューで低評価の中身をのぞき、

「ダメだ。こいつ、全然わかってない」

と思うことはありますよ。

 

だけどわざわざ、その相手に、

「君は全然わかっちゃおらん。私のブログを読んで勉強したまえ」

なんて、図々しく言ったりしませんよ。

 

やらない理由はカンタン、

そんなことをしても、ムダだから。

 

それやこれやで、

今回の『ペンタゴン・ペーパーズ』でも、

件(くだん)の現実版レッドマン(通り魔攻撃者)は、

「本作の時代背景は〜」と、まさに自分の出番、待ってましたとばかりに、

水を得た魚のように嬉々として語っているが、

本編鑑賞後にそれを聴いても、

「そういうことだったんなら、まずは映画本編がそのように示さないとダメじゃんか」

としか思えなかった。

 

ネタバレで実例を挙げると、

(以下赤字部分)

 

冒頭に登場する軍事アナリストは、

戦地での自分の率直な感想を聞き入れられず、

その反感と先行きの危機感から、

事実の記された機密文書を保管所から持ち出し、

全ページのコピーをとる。

 

この展開に合わせ、彼の心理を独白で画面にカブせた方が、

よほど観客の理解は深まったんではないか。

 

もっともサスペンス要素(後でふり返って「なるほど」)はなくなるし、

すべてをセリフで説明せず、映像で示すのがスピルバーグ流なので、

やるはずないのも承知だけどね。

 

『ペンタゴン・ペーパーズ』本編に話を戻すと、

ネットとPC、スマホの普及ですっかり忘れていた、

活字やインク、紙の書類や資料、タイプライター、コピー機、

写真や電話、輪転機等の徹底的なアナログ感が、

「そういや、ついこの前までこうだったよな」

と思い出されてなつかしい。

 

政府の犯罪に挑む報道という題材と、

ワシントン・ポスト紙が舞台となれば、

当然古くからの映画通は、

大統領の陰謀』(1976)を思い出す。

 

私も公開当時、中学3年生で、

東武松原シネマで鑑賞。
2006-3

ところが、メインの舞台の新聞社の白いオフィスに浮かぶ白い字幕が読みにくく、

ちっとも話がわからなかった。

 

『ペンタゴン・ペーパーズ』のラストは、

映像がなつかしの『大統領の陰謀』の冒頭につながり、

これにも思わず声が出た。

 

鑑賞当日の4/5は平日なのに、

越谷レイクタウンには、なぜか子供がごった返し、

「ああ、春休みなんだ」と気がついた。

 

映画館も大賑わいだったが、

当然子供は『ペンタゴン・ペーパーズ』なんか観るわけない。

 

それもあって、『ペンタゴン』上映館は端っこの小さいハコで、

くしくも松原シネマに規模が似てたのも、

『大統領の陰謀』つながりで感慨深かった。

 

日本マスコミの奮起

 

『ペンタゴン』は3/30が封切りで、

鑑賞日が4/5。

 

この時点で感じたのは、

「アメリカの報道の気迫や気概に比べて、

今の日本の政府御用マスコミの情けなさよ」

だった。

 

その3日後の、4/8

Twitterで福島みずほ氏が、

こんな感想を

 

映画「ペンタゴン・ペーパーズー最高機密文書」を見る。素晴らしかった。

ベトナム戦争の実相などをマクナマラの報告書はきちんと分析をしながら、国民を騙してきた。

政府の嘘が明らかに。

持ち出したエルズバーク、メディアの頑張り、最高裁のニクソンの記事差し止めを認めない判断、

力をもらう。

 

福島みずほ氏の所属政党、社民党の代表、

吉田忠智氏は、2015/5/4(推定)に、

安倍シンゾーの相続税脱税疑惑を取りあげると、

いつものように安倍はブチギレ、逆ギレ

 

 

よほど蒸し返されたくなかったらしい

 

この後、吉田氏は2016年7月10日の第24回参議院議員通常選挙にて落選。

7月14日に社民党党首を引責辞任する意向を表明。

しかし、9月1日に開催された社民党常任幹事会の意向を受け入れて続投することとなった。

 

なんで落選したんでしょうか。

 

最近こそ、安倍の嘘つきはバレまくっているが、

そもそも「首相になってからウソ」を繰り返しているんではなく、

生まれついての嘘つきが、

「ウソ(不正選挙と虚偽捏造の選挙結果の発表)で首相」になり、

現自民党(=実質は日本会議党/政党ではなく詐欺集団)は政府に「なりすました」。

 

この延長で、吉田氏は安倍の都合が悪いから、

本来は当選してるのに、落選させられたわけ。

 

こんな社民党存続の危機の中、

省庁も警察も裁判所もマスコミも丸め込まれた現状で、

つまり福島みずほ氏の感心した、

「メディアの頑張り」も「最高裁が記事差し止めを認めない」も、

今の日本にはおよそ期待できないのに、

よくも「力をもらう」よな、

と、同氏の状況分析力の無い脳天気さに、

ある意味、幸せな人だと感じていた。

 

案の定とでも言おうか、

4/12には、このアリサマ

毎日新聞の報道。「佐川氏立件見送りへ」本当におかしい。

事実究明がまだなされていないのに立件見送りだけなぜ決めるのか。

証人喚問で安倍政権を守ることと引き換えに立件見送りの取引があったのではないか。

 

つまり、アキエやカケでは一向に実現しないのに、

佐川の証人喚問があっさり実現したのは、

訴追を口実に答弁を拒否しても、

どのみち起訴されないことがあらかじめ決まっていたわけ。

 

なにしろ、安倍側の人間が起訴されたことは一度もない。

 

「ならば再び佐川の証人喚問を」

といっても、

「もうやったでしょ」

で終わってしまう。

 

なので、こういう見方こそが正解

佐川宣寿(のぶひさ)の立件なし。

だから、大阪地検のリークなんてない、といってきたでしょ。

あれはお花畑の物語です。

日本の司法は正義でやっているんじゃない。政治でやっているのです。

だから籠池泰典は勾留され続けているのです。

三権分立はずっと昔から壊れています。

 

なにが「力をもらう」だか…。

 

ところが、その発言の

2日後の4/10に、朝日新聞が「首相案件」

4/11までに備忘録の全文公開と、

まさにワシントン・ポストばりの報道が止まらない。

 

朝日新聞は常に安倍の攻撃目標でいじめられ続けたのと、

かつての赤報隊事件からの因縁もあろうが、

この鮮やかな「反旗の翻し、つるべ打ち」の理念的根底には、

『ペンタゴン・ペーパーズ』から「力をもらった」のかも知れない。

 

見のがしていたが、

4/2には、こんなツイートもあったので、朝日は奮起したんであろう。

公開が始まった『ペンタゴン・ペーパーズ』は、公文書改竄に揺れる日本の行政と政治、メディアの問題と見事にリンクしていてそれが最大の宣伝効果になっている。

平日の昼間でもお客の入りが良いみたい。

公開前朝日新聞社内での試写会では上映終了後に社員からスタンディングオベーションが起きたとか。

 

映画レビューはできるだけ公開、鑑賞たちまちが望ましいが、

まとめるのに手間取っているうちに、

鑑賞日から約10日後にこのブログ記事を公開したのも、

何かの縁ではないだろうか。

 

気がつけば、

スピルバーグ「割り切り」の片割れ、

レディ・プレイヤー1(ワン)』の日本公開が、

あと6日後の4/20に迫っている。