デアゴスティーニ・ジャパン (2017-05-23)
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-05-30)
前回のSW関連記事(カジモドANH・V1/究極のベイダーマスク・1 )は、
くしくも記念すべき、365番目だった。
まさにふさわしい内容だったと自負はしてるが、
365回と言うことはつまり、
本ブログの「テーマ:スター・ウォーズ」に絞って、
1日に1記事ずつ読んでも、
読み終わるまで、
きっかり1年かかる計算になる。
記事執筆後に訂正が生じても、
元記事自体は改変しないし、
新記事から旧記事へのリンクは貼っても、その逆はやらない。
情報や分析も、新しいものほど正確なので、
最新記事から次第に遡って読まれることをオススメします。
前回のカジモドANH・V1の記事は
アメブロ内の「いいね!」は29件と、そこそこだが、
(最近のトップは、トホシネマズの陰謀録/シネコンウォーズ(3)の33件。
最低は、Best of Duets/May J. の、たったの5件)
自分で記事を紹介した、
フェイスブック経由で、
けた外れの46件の賛同をもらった。
だが同時に、
「カジモドANHの入手方法が知りたい」
「こんなスゴイものを、なんで今まで黙ってたのか」
的な要望も感じた。
たしかにカジモドANH・V1の第一報となった、
2014/3/27だったが、
そこに行き着いたのは、
前回のブログ記事作成時だから、ついほんのこの前。
間に、
↓カジモドESB V2をはさみ、
(※これについては、後日詳解する予定です)
カジモドANH V2のお披露目は、
つまり、『フォースの覚醒』公開(2015/12/18)の、
ちょうど1年前だった。
(左)カジモドANH V1
(中)eFX社ANHと、カジモドV1をベースに作り直したESB V2ヘルメットを参考に再造形したヘルメットの途中写真。
(右)カジモドANH V2バスト。組み立てと塗装はブックフェイス。アーマーの造形はCSマクラーレン。
V1との比較。
ここまで実物に忠実なのに、あえて差をつける必要もなかろうと、
更なる形状、塗色、ウエザリングまで追求し、徹底再現する方向にシフトしたらしい。
34年(2011−1977)の歳月で、
↓シリコン型の縮み切った、eFX社の製品(左)は、
もはや完全に過去の遺物に。
V2は、完全無彩色のV1よりも、
青みがかった光沢仕上げ。
↓V2
↓V1
↓V2
↓V1
↓V1
↓V2
↑V2
↓V1
↓V2
↓V1
↓V2
V1は、ヘルメット単体で成立したが、
V2は、ヘルメットだけでなく、
胸アーマーや肩当てとセットが前提になっている。
したがってV1からV2への改変の多くは、
マスクとアーマーのバランスを取るためだった。
これを機におさらいすると、
ヘルメット(兜)は「ドーム」
マスク(面)は「フェイスプレート」と呼び分ける。
そして胸当てを便宜的に「アーマー」(鎧=よろい)、
肩パッドは、その形状から「ベル」(紡鐘=ぼうすい形)と呼ばれる。
↓「ダース・アグリーESB」と呼ばれる、私家版メット+アーマーの秀作(左)を参考に、
より人体の構造に合致したアーマーを、
徹底的に研究し尽くし、
実際に着用した時に最も見映えがする、
妥協のない最終解答を導き出し、
同時に劇中版との完全一致を目指して、
見事に達成した。
アーマーとベルの造形は、CSマクレーレン。
塗装はブックフェイスという布陣は、
カジモドANH V1から変わらず。
↑顔見せしないブックフェイス氏。
カジモドブランドのベイダーマスクは非常に軽量ながら、同氏が上に乗ってもビクともしない堅牢さ。
カジモドANH V2には、
総アルミ製の一品ものがある。
本来のベイダーマスクがそのはずだからと、
「鉄仮面」「アイアンマスク」からの連想で、
総金属製のマスクを作ったんだろうが、
鋳造、つまり高熱で溶けたアルミを、型に流し込んで作ったわけではなさそうだ。
というのも、
わざわざただ一品のために、鋳型(いがた)を新造するなんてありえないから、
シリコン型の耐熱温度を調べたら、
150℃ではほとんど特性に変化がなく、半永久的に使用できます。
200℃でも連続10,000時間以上の使用に耐え、
短時間であれば 350℃での使用が可能な製品もあります。
——とあり、660度には、およそ耐えられそうもない。
おそらくは、アルミ粉末を可塑剤に混ぜて、
通常通りの成型のプロセスを経たのだろう。
でもって、ホンモノの鉄仮面だと、
さぞかし実感も高まるかと思いきや、
↑アルミ製。
↓塗装による金属表現の方が
写真、画像で判断する限り、
実感があるもんですね。
↓(左)V2通常版/(右)V2アルミ成型品
改めて、
その見極めの確かさが証明された。
とまあ、今回の研究発表はここまで。
要望を感じながらも、
前回から18日、7記事ぶりまで公開に間が開いたのは、
◎関連画像をもれなく集め、
◎比較が容易なように最適な並べ方を模索する
——のに、かなりの日数と手間を要したためで、
わざともったいぶったり、
じらしたわけではないので悪しからず。
さて、では、
ようやくのカジモドの入手方法だが、
フェイスブックに専用ページがあるのは、
見せびらかすためではなく、
宣伝、広告を兼ねており、
収益の一部を障害者支援にあてることを条件に、
販売を許可されているらしい(※権利関係は不明)ので、
フェイスブック経由で、
スカルプティング・ベイダーのページに、「いいね!」で参加。
メッセージで問い合わせれば、
答えてもらえるはず。
(ただし英語!)
あとは自己責任でお願いしま〜す。
次回は、カジモドESBについてですが、
いつになるかは未定です。