タッチバーの迷走 | アディクトリポート

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私は現なりすまし首相と異なり、
自分の言葉に責任を負う自覚があるので、
以前に予告していた、
これ(凋落の序曲)の続き。


とはいえ、今さらチマチマと前回の路線を継承してもしかたないので、
バカの一つ覚えはやめて、
今回はタッチバー搭載MacBook Pro2016年モデルの、
ダメなところを。

アップグレード不可

これはMacBook(12インチ)からすでに始まっていたことだが、
12
メモリやストレージの、後からの変更はできない。

MacBookと、
rered
その前身のiBook(1999)や
あいぶっく
PawerBookの時代から、
447
メモリとストレージをフル装備にすると,
かなりの出費を強いられた。

そこで搭載メモリは最小にしておき、
何年後かに市場のメモリ価格が値下がりしてから交換していた。

しかしハードディスクは、
発売時点での上限を選択するしかなかった。

なにせMac歴は据え置き型から始まっており、
ノート型に同等のHD容量は望めなかったため、
せめてできるだけ近づけるしかなかったし、
バックアップや乗り換え体制が整備されたのは近年で、
デスクトップ体制を維持してのHD交換は容易ではなかった。

数年後に新機種に交代する頃には、
HD容量の上限は当然上がっているから、
すんなりと世代交代できた。

ところがHDをやめて、
SSDに統一されてから事情が変わった。

まずはSSDの値段がバカ高い。

おまけに何年経っても、平気で256GBだとか最大512GBのままで、
なかなか容量がアップせず、
最大1テラのSDD構成が選べても、とんでもなく高い。


メモリのように、市場価格の落ち着いたSSDに交換したくても、
最近のMacBook Proでは、
SSDは基盤に直づけされていて、交換できない。

とかなんとか言ってるうちに、
メモリまで交換できなくなってしまった!

これは12インチMacBookからで、
ポートがUSB3だけというのも、この機種から。

そんなこんなで、
(元来、ゲイとは「陽気」の意味なのに)
“陰鬱なゲイ”、ティム・クックは、
すでに12インチが1年前に予告編の役目を果たし、
「今後のMacBookは、こうなりますよ」
とほのめかしておいたんだから、
今さら、あちこちから不満が表明されるとは思わなかったのかも知れない。

タッチバーの陳腐さ

たしか2005年から2006年あたり、
まだSNSといってもミクシィ(笑)でうろついていた頃、
アップルがタッチスクリーンの特許を取ったと知って、
えらく興奮したのを覚えてる。

「MacBookから、キーボードがなくなって、
直接画面をタッチして操作するようになるんだ!」

ところがいまだにそうなってない。

タッチスクリーン技術は、
スマホ第1号のiPhoneで実現。
first
2007年の初代は、日本の通信方式に対応していなかったため、どこからも発売されず、
3g
2008年のiPhone 3Gは、ソフトバンクから発売
iPhone 3GSは、
gs
2009年6月26日に発売された。
iPhone 4 は、
ふぉうr
2010年6月24日に発売。

アップルの特許だったはずだが、
アンドロイドスマホがあっさりと追随した。
さんしょく


アップルはタブレット第1号のiPadを発売。
それいがい
ところがこれには、
やがて別売りでキーボードが登場するようになる。

タブレットはスマホと異なり、
常時持ち歩くわけではなく、
設置する際に台が必要になる。

この台にキーボードをつけるのが流行はやった。

やがてWindows10が、
ノートパソコンとタブレット兼用のOSとして、
タッチスクリーンを導入したのに、
Mac OSに導入の気配がなく、
本家が分家に出し抜かれ、追い越される醜態を演じた。

タッチバーなんて、見苦しい言い訳に過ぎない。

直上の画面を直接触れて操作できれば不用なものを、
その直下に帯状に配置して、ユーザーに回り道を強いる。

むかし、パソコン教室で、
「マウスを画面のカーソルに合わせて下さい」
と指示したら、
マウスを持ち上げて、パソコンのモニターにくっつけた人という笑い話(実例)があった。

だけど、その人の感覚がまともで、
間接的な操作を要求するシステムがおかしかっただけのこと。

とにかくアップルは、
MacBookの操作スペース、
キーボードとトラックパッドの配置された、
台の部分の扱いに苦慮している間に、
レノボや

マイクロソフトに、

またしても出し抜かれた。

今のアップルには、バカしか残っていない。