2隻の対比/1:537スケールamtエンプラ選手権Ⅲ | アディクトリポート

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これ(グリソムNCC-638/こだわる理由Ⅺ)からの派生記事で、
ひさしぶりの「amtエンプラ選手権」。

1回目:トルステン・ショルツ(2015年12月27日)
cxcx

2回目:タイコンデロガ(2016年1月3日)
くらっしゅ
アドミラルバック(AdmiralBuck)作。

1/537スケールのワープモデルズのUSSグリソムを完成させた、
dredere
クリス・ボーズベリー(Chris Borsberry)は、
↓同スケールの映画版エンプラamt初版、通称スムージーも完成させて、両艦を並べている。
けらす
↑ただしスタンドは、後年のERTL(アーテル)再販のもの。

グリソムもそうだが、このエンプラの仕上がりも、
なかなか侮(あなど)り難(がた)し。

まずもって、きちんと完成させているのが、すばらしい。
zaza

とにかく、ここまできれいに仕上がった実物を、
じかに目にした経験は一度もないよ。

mm

でもって、このエンプラ、
よく見ていくと、
初版スムージーの素組ではなく、随所が改造されていて、
たとえば、
↓フェイザーバンクのおっぱい型のポッチを、
どや
スタンド同様に、
↓再販ERTL(アーテル)版のキットから移植している。
あんた
※ここだけDLM製パーツってことはなかろう。
↓このように、細かなパーツがまとめてセットなので。
fasd

以前(2014年1月8日)にも、このブログで紹介した、
レッドラインハンターの作例を見る限り、
manncho
初版スムージーのフェイザーバンクには、突起がない。


ボーズベリー版は、
↓パール色の重ね吹きこそないが、
めんた
アズテックの基本パターン塗装は抜かりなく、

↓円盤部右舷後部の縁(へり)にある、
saruko
レクデッキの窓は、
↓きちんと四角。
reku
↑一方で、ドッキングリングの径は、キットの初期状態で、大きいまま。
↓実物はこうだから、
pppp
↓組写真で青バックの方が、スタジオモデルに忠実な正しいサイズ。
いうう
↑黒バックのボールズベリー版で、
amt社の、リングをわざと大きめに強調した方針が読み取れる。

円盤底部の、天体観測ドーム(Planetary sensor array)は、
↓スタジオモデルはこんな形、
mmmmmm
↑(左)ボーズベリー版は出所不明。おそらく上掲のレッドラインハンターと同じもの
(右)青バックはDLM製の改造パーツ。
↓この部分、スタジオモデル(左)に忠実なパーツに恵まれない
mission

DLM製の改造パーツの形状は、実は正確ではなく
かぶ
基本形が微妙に異なるだけでなく、エッジも直線なので、丸みを足さなければならない。

↓リライアントの同じ部分は、
ぱーつ
四角い凹みがないので、無改造では流用できず。

でもって、先ほどから、
比較のためにちょくちょく登場している、青バックの作例は何かというと、
スケール・アイコンズ(SCALE ICONS)のウィーブリー(Weebly)氏による、
実に同キットへの、4度目のチャレンジとなる完成作例。
aipo
↑インパルスデッキは、
↓劇中に近い、DLM製パーツに交換
じょうげ

同氏はまず、
①12歳で、1979年末から80年初頭に発売された、
↓amt初版、通称スムージーにトライ。
sasasa
おら

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②17歳の1984年、
↓STⅢ版に再挑戦。
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③24歳の1991年に、
↓STⅤ版に再々挑戦。
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そして
↓この青バック作例が、
ばんえん

④35歳の2002年に、
↓スペシャルエディションを素材に完成させたもの。
yonnrenn

スペシャルエディションは同1/537スケールキットの最終発売分(1991)だから、
「STⅡ」以降のERTL(アーテル)再販の因習、
木目レンガが船体全体に走っているはずだが、
円盤部はホワイトパテで埋めて、ならしたため、
↓こんなにツルツルに。
ghgh
↑ただしワープナセルには、若干の木目が残っている。

写真の公表こそ2014年だが、
2002年に完成したこのモデルは、
数年後に、
飼いネコに棚から落とされ、
還らぬ艦(ふね)に。

今は完成当時の写真からしか、その姿はうかがいしれない。
98989
↑船体後部(シャトルベイ脇)のディテール再現は、このサイズだと、これが限界です。
↓スタジオモデルは、このようになっております。
はんがー

スケール・アイコンズ、
ウィーブリー氏の作例には続きがありますが、
それはまた今度。