翼の大きいヤマト/蒼きヤマトへの憧憬(76) | アディクトリポート

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今日のタイトルは、
「翼の大きいヤマト」



本ブログ存続が危ぶまれた時
遺言のように、
毎月中旬、アメリカ現地時間の15日をめどに更新される、
“我らが”(=アワー)スターブレイザーズドットコム
のチェックをオススメしておいたけど、
果たしてどれだけの人が実行したことか。

「なんだ、英語か」で、終わってるのが、
ホントのところじゃないか。

でもって、今月もめでたく件(くだん)のサイトは更新され、
本ブログも一応復帰してるので、
ビックリネタを披露しておきたい。

それは、同人誌のコーナー

じんし

同人誌と言っても、
今みたいにコミケの腐女子向けエロマンガではなく、
商業誌に頼らない、ファン活動による資料集が大半で、
このクオリティが侮れない。
今まで見たことない資料もあって、
うえrたぶる
↑中でも一番驚いたのが、これ

(誌面の本文を要約)
この設定画は、決定前にボツになったものですが、
決定稿と異なり、三角翼ではありません。


huy
ヤマトの艦本体の上面図は、
X-VANISHのサイトからパクリました。

この巨大な翼は、
ヤマト艦内に収納できないので、ボツになったそうですが、
それは三角翼でも同じでは?
(要約終わり)


とにかく当初案では、ヤマトには、
↓大気圏内を安定飛行できる、
みみみ
↑かなり大型の水平翼が
装備されていた!


↓オリジナル当時(「さらば」)の、劇中本編での翼は、こんなもの。
んbんb
↑下2点は、風船/サツマイモ型ヤマトで評価を落とした、
ひおあきら
が「さらば」以降用に、心を入れ替えて?描き直した代表ビジュアル。

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↓「2199」でも、三角翼の形と大きさは、ほとんど変わらない。
おtぶわけ

こんなんで、飛べるわけねえだろ!

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スタジオぬえが次に手がけた、
宇宙戦艦アルカディア号に、
↓水平翼が常備されている理由もわかり、
dredered
↑大気圏内で飛ぶための形状が、
きちんと吟味されていたことも判明。

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↓どうやら庵野秀明は、この「翼の大きいヤマト」を知っていたんだろう。
むう



となると、
↓何かと物笑いの種にされた、
daiyama
これ(大YAMATO零号)も、
kojiu
↑初期形態に忠実なだけで、
↓あながちバカにできないかも。
tatew

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↓大YAMATO零号のデザインは、カーコンビニ倶楽部のヤマト車検と同じもの。
konnbini
↑このディスプレイモデルの補足情報は、
ここと、
ここと、
ここ
——あたりで、どうぞ。

同人誌に話を戻すと、
家庭用カラープリンタはおろか、
ワープロさえもなかった40年前、
手書きにモノクロコピー誌とはいえ、
貴重な当時資料をまとめて保存しようと、
松本零士氏本人にまで画稿を依頼したファンの熱気にも恐れ入るが、
↓それに今日まで注目し続けサイトで分類、記録し、
123
↑2010年の来日の際には、
今は亡き伊藤秀明氏(ケッダーマン)と念願の面会を果たし、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-hideaki
同氏の所有する現物を撮影
ついに今年は、サイトで数誌の内容を公開するに至った、
ティム・エルドレッド氏の功績も、
大いに讃えたい。

いやあ、「蒼きヤマトへの憧憬」をまたやるとは思いませんでした。