SWトレイラー余話〈その2〉 | アディクトリポート

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※昨日更新の記事、
ごめんね青春!/場所の記憶(14)
は、初投稿時には誤記や不備が多く、
その後何度も加筆・修正を行いましたので、
よろしければ最終版をご覧ください。

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この記事(SWトレイラー余話〈その1〉)で紹介した、
ティーザートレイラーについては、
公開24時間以内に、
「いじくり動画」が、YouTubeに氾濫
し、
時代は10年前の新三部作時代とは様変わりしたなと感慨深い。

とはいえ、新三部作当時と変わらないことだってある。

次々に入ってくる新情報に翻弄されて、
やれ、
「予告篇は『○○(作品名)』の本公開に抱き合わせで、アメリカのこの劇場で公開」
とか、やれ、
「予告篇をみるためだけに、渡米するか?」
とか世間の一部が盛り上がると、
「1999年、つまりたった15年前のことを、もう忘れたのか?」
と、呆れるやら驚くやら。

いや、その後で生まれたり、まだ物心つかなかった人ならしかたないけど。

ネットの一般普及の元年は1995年。
兆しが1994年後半。
1997年の〈特別篇〉の時には、
予告編動画がネットに非公式に流出したので、



1999年の『エピソード1』の時には、
ルーカスフィルムの公式サイトから配信された。



見映えは「これがSW?」だったが、
ジョン・ウィリアムズの旧曲が盛り上げていた。

いざ公開された『エピ1』がアレだったので、
『エピ2』(2002)の予告篇への世間の反応は冷め切っていた。



『エピ3』(2005)では、すっかり恒例行事となって、
予告篇効果は、かなり薄れていた模様。


結局、「もう予告篇にはダマされないぞ」という固定観念に行き着いただけで、
SWのトレイラーの効果のほどは疑わしいまま、新三部作は終了。

そのほとぼりが冷めるのに、10年の歳月が要された、ということだろう。

だけどたった10年で忘れちゃいかんでしょ。

『エピソード7』トレイラーにまつわる話は、まだ続く。