『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014)〈その1〉 | アディクトリポート

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『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014)
Dawn of the Planet of the Apes
souiu
15日の先行上映を、2D鑑賞。

この作品を語り尽くすには、1回のブログではとうてい足りないので、
少しずつ進めます。

2011年の、
猿の惑星:創世記(ジェネシス)
Rise of the Planet of the Apes
じぇねしす
の続編で、それと対をなす前後編構成で作られている。

だが、『新世紀(ライジング)』のアメリカ本国での先行試写が好評だったため、
第3弾(タイトル未定)の製作と公開が決定した


思えば3年前の『ジェネシス』には、いたく感心した。

何が素晴らしいって、20世紀の前シリーズ5作、
すなわち、
↓『猿の惑星』(1968・写真上)
ここ
↑『続・猿の惑星』(1970・写真中/下)
↓『新・猿の惑星』(1971)
posuta
↓『猿の惑星・征服』(1972)
binii
↓『最後の猿の惑星』(1973)
saigono

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とも、
わざわざ作った意味がわからず、
ティム・バートン監督だと、
ダメ映画を撮っても、どうしてルーカスみたいに叩かれないのか不思議な、
1発屋でシリーズの面汚しリブート(リ・イマジネーション)作、
↓『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001)
eipura

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とも完全に訣別して、
ゼロから再出発していること。

なのに、勘違いしてる人がいて、
これは1作目『猿の惑星』と2作目『続』の前日譚だから、
最終的にはつながるはず
が、
『ジェネシス』『ライジング』の物語の舞台が西海岸のサンフランシスコじゃ、
『猿の惑星』のラストの東海岸につながらないんじゃ、
という意見
をたまたま見つけて、
「いやいや、そもそもつながらないし!」
もしくは、
「つながるかどうかは、ドラマの本質と無関係だし」
と心の中でツッコミを入れつつ、
いったいこの人は、どこでそう誤解したのかと、別の疑問がわいた。

きっと『ジェネシス』(2011)『ライジング』(2014)は、
『猿の惑星』(1968)の前日譚、
つまり地球の支配者が、
人類からエイプ(類人猿=チンパンジー/ゴリラ/オランウータン)に
取って代わる過程を描く、
という紹介文を、
読み違えたんだと思うべな。

というところで、続く。