都知事選の結果に思う/大雪の余波〈その3〉 | アディクトリポート

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2月9日の日曜日。
雪で大混乱だったワンフェスから帰宅してようやく、
舛添氏が都知事に当選したと知った。

私見としては、選挙応援に、
↓例のあのヤツ(右)、
せいじか
つまり自民党の「鷹の爪団総統」こと、安倍晋三が応援してた段階で完全にアウト。

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それは選挙「応援」ではなく、選挙「妨害」じゃないかとさえ思ったが、
開票結果は、下馬評通り、舛添氏の勝利(2,112,979票)。

私が「絶対この人!」と考えた細川護煕氏(左)は956,063票で、
こp
宇都宮健児氏(右)の982,594票にさえ及ばず、3位に甘んじた。

……なんでやねん!

大雪で投票率が史上三番目に低かったってのも要因だろうが、それも含めて、根本的に選挙に対する認識も現状も間違ってる気がするよ。

では、そこらへんを各要素に分けて分析していこう。

1.舛添氏のグレーゾーン
無所属とはいえ、自民、公明の党首が応援に駆けつける時点で、こいつは原発容認派。
ってことは、有権者の生命と安全を軽んじていることは明白。
信用してはいけない。

さらに選挙中は伏せられていた、2億5千万円のカネ問題

これが都議会で追求されて、猪瀬氏と同じ道をたどったりしたら…。
また別の都知事選になったりするんでしょうか?
その場合は次点繰り上げで、宇都宮氏で、いいんじゃないの?

またやり直し選挙をしたら、
過去にカネの問題があった細川氏は不利でしょ。

にしても、なんで細川氏は出馬たちまち、過去のカネ問題が取り沙汰されたのに、舛添氏はスルーされたの?

フェアじゃない。

2.正論の見分け方

選挙は得票数が多いもん勝ちなのを逆手に利用して、
票を集めた奴が勝つように、仕組みがねじ曲げられて久しい。

今回のように雪で浮動層が投票をサボればたちまち、
いわゆる組織票だけで選挙が成立してしまう。

まあ、「得票数が勝負」ってルールは変えられないけど、
有権者の投票姿勢も幼稚で、そこらへんがまんまと利用されている現状を、どうにかしないと!

A.自分と同じ意見の候補になんか投票するな!

仮にもその道のプロの意見が、素人(有権者)と同じでいいのか?

「なるほど、さすがはプロだ。それは気づかなかった!」
という斬新な提案こそ歓迎すべきであって、
「そうそう、オレが考えてるのとほぼ同じ」という、いかにも無難な人よりは、
前者を選び取るべきだと思う。

もちろん、「それだけは絶対やっちゃダメ」を、
ほとぼりが冷めただろうと、しゃあしゃあとまた復活させてくる、アルツなヤツとか、
有権者でさえ、「こいつ絶対アブねえよな」と見分けがつくヤツなんて論外だが。

B.必然にこそ票を投じるべき!

必然とは、「何が何でもこれ」であり、「どっちつかず」とは対極をなす。
どのみち一つしか道は選べないんだから、考え抜いたからこその結論を、「これしかない」と出してきた候補者は、それだけ突き詰めている証拠。

「どっちとも取れる」は、結局相手を裏切るための下準備に過ぎず、そんなの信用できないに決まってる。

「ポピュリズム(人気取り)」「無責任な理想論」と揶揄する方こそ、実は無責任だったりするもんだよ。

「失望」「落胆」「あきらめ」「悲観論」に屈して同調してしまうのか。
「希望」「可能性」「未来への明るい展望」に賭けるのか。
標準以上の知能指数を持ち合わせていれば、答はおのずと明らかであろう。

まだまだ語れるが、またの機会に改めて。