*369*みるくさん
から、
伊藤秀明氏の最後の仕事になった、
松本零士漫画家生活60周年展が、
銀座若山美術館で、12/21まで開催中
との情報をいただきました。
情報ありがとうございます。
皆様、お見逃しなく。
********************
では今日の本題で、まずは、おさらい。
本ブログでは、
↓この船舶設計図を元に造形された、
![作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ki](https://stat.ameba.jp/user_images/20131017/12/addicto/81/fa/j/o0500023312718998403.jpg?caw=800)
宇宙戦艦ヤマト立体を振り返っている真っ最中。
第1弾は、2メートル10センチの精密カットモデル。
↓1号艦(奥)の初披露は1977年11月。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-seki](https://stat.ameba.jp/user_images/20131202/22/addicto/db/d7/j/o0500021212768621913.jpg?caw=800)
↑2号艦(手前)の完成は1980年。
----というところまでが前回。
…で、最近恒例になりつつある、補足。
引き続き、サミュエルソンさんのご指摘で、
↓オークションに出品されたのは、翼こそあるものの、
![作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ちら](https://stat.ameba.jp/user_images/20131202/23/addicto/53/24/j/o0400056412768669363.jpg?caw=800)
本ブログでうかつにも特定した
↓1号艦ではなく、
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-harugodo](https://stat.ameba.jp/user_images/20131203/13/addicto/55/8b/j/o0354044812769068802.jpg?caw=800)
2号艦とのこと。
証拠として、
●モールド(立体処理)による艦長室窓枠
●第二艦橋脇の張り出し
●窓が前縁まで達している第三艦橋
----等から判断できる。
なるほど。
教訓:人(ヤマト)を外見(翼)だけで判断してはいけません。
となると、2号艦がオークションで落札されず、
松本零士氏の手に渡った過程で、
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-renn](https://stat.ameba.jp/user_images/20131202/23/addicto/f4/7b/j/o0400096212768683627.jpg?caw=800)
(氏が常々気に入らず、場所も取ってしまう)翼を除去したと思われる。
呉の大和ミュージアムでは翼は跡形もなく、
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-basa2](https://stat.ameba.jp/user_images/20131203/14/addicto/b7/51/j/o0500064912769076467.jpg?caw=800)
だからこそ、艦体を包み込むようなシリンダーに収まっている。
除去を担当したのは、カットモデルを製造した業者かどうか、その処理がいつだったのかは不明。
1号艦のフィンの修理が、プロモデラーの桜井信之氏だったことや、
2号艦が、
↓呉大和ミュージアムから
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-という](https://stat.ameba.jp/user_images/20131207/09/addicto/cc/86/j/o0500042812772830241.jpg?caw=800)
↑ヤマトギャラリー零に移転した際、
艦長室上の3本アンテナが修復されている例が示すように、
改造や補修は、製造担当とは別人だって、じゅうぶんに可能。
2号艦には他にもヒミツがあって、
↓大判元画像はこちらから。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ここ](https://stat.ameba.jp/user_images/20131207/09/addicto/c0/07/j/o0500040412772831155.jpg?caw=800)
↑大判元画像はこちらから。
主砲砲身の3本線と共に、
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-dajnn](https://stat.ameba.jp/user_images/20131203/13/addicto/e8/96/j/o0497024012769063808.jpg?caw=800)
「永遠に」版ヤマトに特徴的な、
↓艦首波動砲口直上や舷側の、白い錨マークのうち、
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-いかり](https://stat.ameba.jp/user_images/20131206/17/addicto/bb/2f/j/o0500057912772194905.jpg?caw=800)
艦首のマークはたしかにあったが、
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-てれび](https://stat.ameba.jp/user_images/20131208/21/addicto/c0/00/j/o0500019712774583617.jpg?caw=800)
1980年放送のフジテレビの番組登場時には、2号艦の艦首に錨マークが、しっかり確認できる。
↓呉の大和ミュージアム展示時には、錨マークは跡形もない。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-kkkk](https://stat.ameba.jp/user_images/20131207/09/addicto/13/09/j/o0500096612772854260.jpg?caw=800)
↑舷側の錨マークはしかし、オークション記事でも見あたらない。
舷側のマークがあったことを特定できる画像が、一点も発見できない。
もしも舷側マークが最初からなかったならば、
あえて外した理由は?
目にしない場所だから?
翼はあるのに?
単なるつけ忘れ?
----等々、謎は深まり、今後の解明が待たれる(人任せ?)。
また、こじこじさんは、
↓前回紹介した1号艦とは別に、
![作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ぜろ](https://stat.ameba.jp/user_images/20131201/18/addicto/71/6f/j/o0500037512767083631.jpg?caw=800)
●“2号艦”再現旧1/700
●ノーマル旧1/700
↓「永遠に」当時に、メカニックモデルから内部メカを除外し、外装だけで発売したもの。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-zzzz](https://stat.ameba.jp/user_images/20131208/21/addicto/7c/c0/j/o0364044612774644841.jpg?caw=800)
現在も入手可能。
1/700 宇宙戦艦ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)
posted with amazlet at 13.12.08
バンダイ (1994-12-01)
売り上げランキング: 25,997
売り上げランキング: 25,997
●ノーマル新1/700
↓新1/700って、このDVDボックスの特典キットのことでしょうか?
宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX( 初回限定生産)
posted with amazlet at 13.12.08
バンダイビジュアル (2008-02-22)
売り上げランキング: 62,923
売り上げランキング: 62,923
●↓“永遠に設定画”再現新1/700
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ざら](https://stat.ameba.jp/user_images/20131208/20/addicto/d3/46/j/o0500040512774560770.jpg?caw=800)
元画像はこちら。
↓内部メカが改造された新メカニックモデルは、現在でも入手可能。
1/700 メカニックヤマト (宇宙戦艦ヤマト)
posted with amazlet at 13.12.08
バンダイ (2005-02-27)
売り上げランキング: 31,579
売り上げランキング: 31,579
の総計5隻が並んでいて、
さらに
まもなく(12/28)発売される、「2199」版1/500は、
1/500 宇宙戦艦ヤマト2199 (宇宙戦艦ヤマト2199)
posted with amazlet at 13.12.08
バンダイ (2013-12-28)
売り上げランキング: 90
売り上げランキング: 90
今後メカニックモデル(内部メカ再現モデル)に発展予定と知り、
今から思いを馳せているという、
骨の髄までカットモデルマニア。
さらに、まぁまぁまぁさんは、
存在しない幻の3号艦を夢想しているというから、
とにかくこの2.1メートルのカットモデルには、
並々ならぬ関心と思い入れのある方が多いことがわかりました。
************************
では、ようやく今回の本題。
…というところだが、その本題がかなり長~くなるので、今回はほとんど話が進みませんでしたが、続きは次回とさせていただきます。