〈補足情報〉カットモデル壱號・弐號艦/蒼きヤマトへの憧憬(62) | アディクトリポート

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臨時ニュース

*369*みるくさん
から、

伊藤秀明氏の最後の仕事になった、
松本零士漫画家生活60周年展が、
銀座若山美術館で、12/21まで開催中

との情報をいただきました。

情報ありがとうございます。

皆様、お見逃しなく。

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では今日の本題で、まずは、おさらい。

本ブログでは、
↓この船舶設計図を元に造形された、
作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ki
宇宙戦艦ヤマト立体を振り返っている真っ最中。

第1弾は、2メートル10センチの精密カットモデル。
↓1号艦(奥)の初披露は1977年11月。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-seki
↑2号艦(手前)の完成は1980年。

----というところまでが前回。

…で、最近恒例になりつつある、補足。

引き続き、サミュエルソンさんのご指摘で、
↓オークションに出品されたのは、翼こそあるものの、
作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ちら
本ブログでうかつにも特定した
↓1号艦ではなく、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-harugodo
2号艦とのこと。

証拠として、
●モールド(立体処理)による艦長室窓枠
●第二艦橋脇の張り出し
●窓が前縁まで達している第三艦橋
----等から判断できる。

なるほど。

教訓:人(ヤマト)を外見(翼)だけで判断してはいけません。

となると、2号艦がオークションで落札されず、
松本零士氏の手に渡った過程で、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-renn
(氏が常々気に入らず、場所も取ってしまう)翼を除去したと思われる。

呉の大和ミュージアムでは翼は跡形もなく、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-basa2
だからこそ、艦体を包み込むようなシリンダーに収まっている。

除去を担当したのは、カットモデルを製造した業者かどうか、その処理がいつだったのかは不明。

1号艦のフィンの修理が、プロモデラーの桜井信之氏だったことや、
2号艦が、
↓呉大和ミュージアムから
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-という
↑ヤマトギャラリー零に移転した際、
艦長室上の3本アンテナが修復されている例が示すように、
改造や補修は、製造担当とは別人だって、じゅうぶんに可能。

2号艦には他にもヒミツがあって、
↓大判元画像はこちらから
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ここ
↑大判元画像はこちらから


主砲砲身の3本線と共に、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-dajnn
「永遠に」版ヤマトに特徴的な、
↓艦首波動砲口直上や舷側の、白い錨マークのうち、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-いかり

艦首のマークはたしかにあったが、

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-てれび
1980年放送のフジテレビの番組登場時には、2号艦の艦首に錨マークが、しっかり確認できる。

↓呉の大和ミュージアム展示時には、錨マークは跡形もない。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-kkkk
↑舷側の錨マークはしかし、オークション記事でも見あたらない。


舷側のマークがあったことを特定できる画像が、一点も発見できない。

もしも舷側マークが最初からなかったならば、
あえて外した理由は?

目にしない場所だから?

翼はあるのに?

単なるつけ忘れ?

----等々、謎は深まり、今後の解明が待たれる(人任せ?)。

また、こじこじさんは、
前回紹介した1号艦とは別に、
作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ぜろ

●“2号艦”再現旧1/700
●ノーマル旧1/700
↓「永遠に」当時に、メカニックモデルから内部メカを除外し、外装だけで発売したもの。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-zzzz
現在も入手可能。


1/700 宇宙戦艦ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)
バンダイ (1994-12-01)
売り上げランキング: 25,997

●ノーマル新1/700
↓新1/700って、このDVDボックスの特典キットのことでしょうか?
宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX( 初回限定生産)
バンダイビジュアル (2008-02-22)
売り上げランキング: 62,923

●↓“永遠に設定画”再現新1/700
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ざら
元画像はこちら
↓内部メカが改造された新メカニックモデルは、現在でも入手可能。

1/700 メカニックヤマト (宇宙戦艦ヤマト)
バンダイ (2005-02-27)
売り上げランキング: 31,579

の総計5隻が並んでいて、
さらに
まもなく(12/28)発売される、「2199」版1/500は、
1/500 宇宙戦艦ヤマト2199 (宇宙戦艦ヤマト2199)
バンダイ (2013-12-28)
売り上げランキング: 90

今後メカニックモデル(内部メカ再現モデル)に発展予定と知り、
今から思いを馳せているという、
骨の髄までカットモデルマニア。

さらに、まぁまぁまぁさんは、
存在しない幻の3号艦を夢想しているというから、
とにかくこの2.1メートルのカットモデルには、
並々ならぬ関心と思い入れのある方が多いことがわかりました。

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では、ようやく今回の本題。

…というところだが、その本題がかなり長~くなるので、今回はほとんど話が進みませんでしたが、続きは次回とさせていただきます。