まずはこの記事。
Appleの新製品発表イベントは9月10日で間違いなし
この件については、全世界的に先取り情報が過熱気味なので、 ほどほど(リンク先にお任せ)にして、 iPhoneに関連して、この話(狂気のAmazonレビュー 〈その2〉/メイジェイ伝説(3))の続きに、強引に持って行く。
May J.(メイジェイ)のカヴァーアルバム、
“Summer Ballad Covers”の
Summer Ballad Covers (ALBUM+DVD)
posted with amazlet at 13.08.14
May J.
rhythm zone (2013-06-19)
売り上げランキング: 74
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Amazonレビューで不当に低い評価の中には、明らかな事実誤認があって、
「それはメイジェイのせいでも、アルバム制作者の責任でもないぞ」
と諭(さと)したくなるものも。
たとえば、
「なんでこんなにオーケストラが出しゃばって、ボーカルが奥に引っ込んでるんだ?」
と言うやつ。
この人、iPhoneかiPodで、デフォルトのiTunesで聴いて文句を言ってるよね。
iTunesが画期的だったのは、
音声データを圧縮してうんとコンパクトにし、
小型のプレイヤーでも、何千曲も持ち運びできるようにしたこと。
だけど当然ムリもあり、小型のヘッドホンで聴く厳しい条件下にもあって、
「とりあえずは聴けますよ」
もしくは
「この小ささにしては、なかなかでしょ」
という妥協も強いられた。
まだiPodとiTunesが出たての頃、Macで曲を聴いてても、
さしずめガラス越しに風景を眺めてるような、
仮の物をあてがわれてるみたいな
「コレジャナイ」感がつきまとった。
この問題は、ボリューム(音量)を最大にするぐらいでは、絶対に解決しない。
そう考える人は多く、
サウンド強化ソフト(プラグイン)は、Mac専用でも色々あって、
現れては消えて行った。
色々試しましたよ。
古くはOctiv(オクティブ社=後にプラントロニクス社“Plantronics”に吸収)の
ボリュームロジック(Volume Logic)とか、
↑キャー!なつかしい!
この機能を追加する、iPod用のアダプターとか。
アダプターは日本では販売されなかったので、
海外に出たときは真剣に買おうかと思った。
プラントロニクス社はしかし、じきにこのソフトの開発を中止。
その後、類似の整音ソフトは日本でも市販されたが、
(Hearとか)
デモ版で試したら、音割れが盛大で使い物にならないことも。
やがてAppleは、iTunesがバージョンアップするたびに、自社のイコライザー機能以外をどんどん無効化していき、MacのiTunesで音楽を聴くのは、あくまでも「疑似体験」でしかなくなっていった。
昨年の10月からはiPhone 5のiTunesで音楽を聴くようになり、
砲身型の新型ヘッドホンの威力もあって、
最初はかなり満足してた。
だけどなあ、これもiTunesだしなあ。
プラグインで、もっといい音になるはずだよな。
Mac用は死に絶えたが、iPodやiPhone用のは、あるんじゃないの?
あった!
LouderLogic(ラウダーロジック)
フリーソフトで試せます。
これを使えば、
「オーケストラが出しゃばって、ボーカルが奥に引っ込む」
iTunesに特有の現象は解消されますよ。
ボリュームも、7割程度で充分です!
ただし、
Laoder Logicは、iCloudからダウンロードした音声ファイルには効きません(有料版でも同じ)。
つまり効果を堪能するには、必ずCDの現物を買って、それを音声ファイル化しないといけないのです。
私が音楽をダウンロード購入せず、極力現物CDを買い、音声ファイル化してから売り払う理由はこのためです。
ご注意ください。