狂気のAmazonレビュー〈その2〉/メイジェイ伝説(3) | アディクトリポート

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今日はこれ(2013年のMay J./メイジェイ伝説・2)の続き。

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-sasa

と同時に、これ(本日オープン!/狂気のAmazonレビュー〈その1〉)とも関連があります。


今でこそ、ずいぶん是正されたが、
このブログでMay J.(メイジェイ)のアルバムを初めて紹介した時点での、

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-nara

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Amazon(アマゾン)のレビューが、ひどかった。

端的に言えば、「言いがかり」「不当な値踏み」「買いたたき」のオンパレード。
「否定」という結論がはじめに決まっていて、
その結論に向かって、無理やり見つけた、至らぬ点を針小棒大にあげつらう。

読み返すのもムカつくだけなんで、
うろ覚えで、似たようないいがかりごとにまとめると、

1.確かにうまいが、心に響かない

……。

どうせヘタなら、そこをあげつらうくせに、うまけりゃ「心がない」と、カラオケ採点機(驚異の音程正確率)や音声研究所の分析(一般に1万ヘルツが上限のところ、メイジェイは最高域が1万8千ヘルツ)では計測不能な、あいまいな物差しを持ち出してくる。

オレの心には、響きまくったけどな。

「メイジェイが心に響く歌が歌えない」んじゃなくて、
「自分の感性が歌に共鳴できないポンコツ」だと、なぜ疑えない?

だいたい、メイジェイに、これ以上なんてやりようないのに、
お前ごときが、何イチャモンつけてんだよ!

メイジェイは天性の才能にあぐらをかかず、常にベストパフォーマンスにつとめている。
手抜きせずに、
*収録は一曲通しで、部分録りしない
チョンボせずに、
*録音した自分の歌を、電子的に整音加工しない。

これらは、数多くのライブをこなし、

常にやり直しのきかない一発勝負に賭けているからで、
「出来が悪いからやりなおし」という選択肢が、
彼女の中に一切ないからである。

先週(8/3)か先々週(7/27 ※ジジイなので、どっちか忘れた)の「王様のブランチ」のゲストがメイジェイで、スマホアプリの紹介で、オクターブ測定器を取り上げた。

ホストが意外な好成績で、2.8オクターブを記録。
(一般人は2オクターブ程度)
張り切って挑むメイジェイ。

ところが…

結果はわずか、2.3オクターブ。
ふだんは3.5オクターブぐらい出るらしいのに。

ホストが恐縮していたが、そのままオンエアされた。
録画なんだから、撮り直ししてもよかったのに。
つくづく彼女に、チョンボという選択肢はないんだね。


2.がなり立てているだけで、耳障り

……。

高音まで安定して出し、しゃがれたり乱れたり、一切しないのに。

オレは、美声に聞き惚れたけどな。

キミが言ってるのは、ホイットニー・ヒューストンとかじゃないのかい?

昔、ナイナイ岡村が、よくネタにしてたじゃん。

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3.周りが彼女を生かしていない

……。

この言いがかりの例として、
*なんで原曲を台無しにするようなアレンジ(編曲)するんだ
*こんな編曲につきあわされるメイジェイが気の毒

等々があり、
つくづく、
「こいつら、何にもわかってねえな」
と呆れてしまう。


大方、「関ジャニの仕分け∞」の、カラオケ採点仕分けで好評だったのが、このカヴァーアルバムの企画の発端だから、番組同様、カラオケをメイジェイに歌わせればよかったのに、くらいに思ってるんだろう。

そんなこと(カラオケ再現)したら、単なる手抜きで、お前は満足しても、それ以外の全世界の人たち(含むオレ)の反発喰らうよ。

だって創作活動の放棄じゃん。

それに、編曲の方針にメイジェイ本人の意向が反映されていないなんて、どうして言い切れる?

レゲエ調(「secret base~君がくれたもの~」)やアカペラ(「少年時代」)、ジャズ風(「夏祭り」)とバラエティ豊かなのは、アルバムとしてのバランスからっていうのもあるでしょ。

彼女は自分が納得しないことなんか、自分のアルバムでやったりしないよ。
のみならず、テレビ番組やライブの一発勝負では不可能な、CDならではのことをきちんと盛り込んで、わざわざCDを買う人に誠意をもって対応している。

それはコーラスまで全て自分1人でこなし、最大1人24役のマルチトラックレコーディング。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-2424

この労力を、よくもまあ、カンタンに否定できるもんだよ。

具体的に行動して、きちんと結果を残した人には、
あれこれ言い訳して、何もやらない奴の言いがかりなんか効かないし、
そんなゴミ意見で否定されたところで、
偉業には、いささかの傷もついたりしない。

誰でも自分の感じたこと、思ったことを表明するしかないわけだが、
そもそもその意見が正しいとは限らない。

最大の問題は、
こう言う意見表明が、「製品レビュー」という形で行われ、
往々にしてこう言う奴は、何でもかんでも全否定。
あたかも否定職人・こき下ろし職人・買いたたき職人に堕してしまっており、
さらに嘆かわしいのは、Amazonの製品レビューではこういうのが主流で、
「参考になった」という評価をもらいやすく、
いいレビュー(多くの賛同を得た)とみなされてしまっていることだ。


こう書くと、
「お前だって、『宇宙戦艦ヤマト2199』を、毎週ボロカスじゃんか!」
と、ツッコまれそうだが、
(まず、それとこれとは次元が異なるという前提もあるし)
どっこい私は、そういう否定的なコメントは、自分のブログで書きこそすれ、
製品レビューになんか、絶対書いたりしませんよ。

「お前はブログがあるからいいよな。だけどふつうはそんな手段がないから、Amazonレビューに書くしかないんだよ」
という反論があるとしたら、それは明らかに間違っている。

なぜなら製品レビューはそもそもなんのためにあるかというと、お客さんの購入の判断材料のためで、そこで製品が売れなきゃ、Amazonの収益にも結びつかない。

その意味では、製品を否定しまくりで、参考になったから買いませんというルサンチマン(=すっぱいブドウ)な意見ばかりを集めてしまうレビューなんて、営業妨害に他ならない。

ということにまるで思いも至らず、掲示板にでも書き込む気分で、卑屈な「レビューもどき」をくり返し、すっかり揚げ足取りだけが上手くなって、「買わないですみました。ありがとう」というゴミ意見を集めて悦に入ってるカス、つまり大いなる勘違い野郎のレビューが、本質をついているわけなんかないに決まってるじゃないか!

オマエらみたいなのがいるから、
今年の夏はこんなに異常に暑いんだよ!

(↑根拠のない言いがかりの一例)

結論・Amazonのレビューを購入判断の参考にしてはいけません。

そして今夜(8/10)も、「関ジャニの仕分け∞」でメイジェイを見よう、聴こう!