今回もまた、情報アンテナ張り巡らせまくりの、
この人（カーク船長がプラモつくってみた・映画レビューも）のブログが、
情報源です。
以前はひんぱんに紹介していた、
Adywan（エディワン）のEmpire Revisited（『帝国』再訪）だが、
当初は、元ネタ作品（1980）の30周年で、2010年完成予定だったのがズレにずれ込み、
ようやく今年、2013年中のリリースがアナウンスされ、結局『ジェダイ』30周年になってしまった。
その間、元画像をブルーレイに変更するなど、いろいろあって、
冒頭のブログで知った、最新クリップが、こちら。
今までどおり、あまりに鮮やかな手際のため、初見の人には、始めからこういう作品だったようにしか思えず、また違いがわかる人も、相当に何度も何度も、映画『帝国』（The Empire Strikes Back）を見返した人だけだろう。
そこで、原盤のブルーレイとの比較動画がこちら。
↑スコープの細かな表示が新たに追加。
※以下は、上に挙げた、2つの動画を見終わってからお読み下さい。
『帝国の逆襲』は、DVDの頃から、寒さを演出するために「青かぶり」が盛大で、それはブルーレイにも引き継がれていた。
そこでエディワン版は、当然まずは、この青かぶりを除去しているが、それのみにとどまらず、きめの細かい修正が随所に施されている。
反乱軍の部隊が一斉に塹壕から身を乗り出して銃を構える。
↓映画では戦いの前に置かれたこのシーン、実際は戦闘中のカットだった。
↑そこでエディワン版では、背景を戦闘前の雪原に置き換えている。
↓グレー一色しかなかったスノースピーダーの実物大ハリボテも、
↑ミニチュアに準じたマーキングが追加されているカットあり。
ホスの雪原戦闘シーンでは、
主役メカ、AT-AT（アタット）に関連したカットが充実。
電子双眼鏡のビューワー越しの映像は、
↓オリジナルの不鮮明なものから、
↑昨今はやりの超高解像度の鮮明映像に。
↓コクピットの人影までクッキリ！
↑ドライバー２名と、ヴィアーズ将軍ですね。
↓原版（オリジナル／ブルーレイ）では、５台のAT-ATだけだった引きの絵。
↑なんか増えてる！
こ、これは！
↑この二脚型で小型のウォーカー（歩行兵器）は！
そう、
↓オリジナルでは、影も形もなかった、
↑AT-ST（スカウトウォーカー）の出演シーンが大幅に増え、
ここにも、
ここにも、
顔を見せている。
しかも、オリジナルでわずか２カットの登場場面のコピペでなく、
さりとて、頭でっかちの『ジェダイ』版（右）でもない、
脚長タイプ（左）のCGモデルを、新たに作成。
『帝国』版ウォーカーは、
「小顔」で、すねがスラリと長い。
Macで取り込める、最大画像サイズを原寸表示で、ここに紹介。
ね、しっかり『帝国』してるでしょ？
つくづくすごい！
かくなるうえは、
ルーカスフィルム謹製なのに、パチモンくさかった〈特別篇〉（1997）なんていっそ破棄して、
新生ディズニー版公式『帝国』にでも、してしまえばいいのに！
↓このページをカーソル操作して、ビフォー／アフターの画像比較ができますよ。
完成が待ち遠しい！