今回の本ブログで取り上げる「たいようのとう」は、
もちろん、(※11/15時点で石原氏本人から、「あくまでも暫定的なもの」とされてしまっている、短命必至の)そちらではなく、
1970年の万国博覧会のシンボルタワーだった、太陽の塔。
パソコンでのアメブロの画像表示形式が変更されてしまい、フル表示が保証されるのは横幅400ピクセルがせいぜい。
1970年当時の貴重な写真を大判でご覧になりたい方は、この画像の出本の、こちらでどうぞ。
周辺の建物は取り壊されたが、塔自体は、
万博記念公園に、今もそびえ立っている。
デザインは岡本太郎。
博覧会開催当時、たしかNHKで、
氏が鉛筆で何枚もスケッチを重ねているのを見た記憶がある。
↑最近(2008年4月)公表された、このスケッチよりも、実物に近いものだった。
ほとんど同じ絵を、何枚も何枚も描き続けている様子が印象的で、
後年に数寄屋橋公園の「若い時計台」や、
1966年(昭和41年)数寄屋橋ライオンズクラブの結成記念として岡本太郎氏に製作を依頼し造られた。
モザイク銀座阪急(旧数寄屋橋阪急)横の数寄屋橋公園で、45年以上経った今もなお元気に時を刻んでいる。
時計はシチズン社製、老朽化のため2001年に修復されている。
所在地 東京都中央区銀座5-1-1(数奇屋橋公園)
青山のこどもの城(※2012年9月、施設の老朽化などのため2015年(平成27年)3月末までに閉館することが厚生労働省により決定された)の「こどもの樹」
こどもの城は、厚生省(当時)によって1985年11月1日に開館し、公益財団法人児童育成協会が運営している。所在地は、東京都渋谷区神宮前5丁目。
こどもの樹は岡本太郎によるシンボルモニュメントとして、正面に設置されている。
を見るにつけ、一目で岡本太郎のデザインとわかるのはいいとして、
「どんだけ同じやねん!」
と言う気がしないわけでもない。
万博や太陽の塔と言えば、
そこを舞台にして同じ1970年に公開された映画、
『ガメラ対大魔獣ジャイガー』
が思い出される。
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この映画では、万博会場の特撮セットを建設、
↓太陽の塔も、もちろん登場したが、
↑プロマイド(ブロマイド)には、怪獣の全く写っていないものもあって、引き当てた子供をガッカリさせたらしい。
以上、本ブログならではの、「太陽のとう」特集でした。