時代と創造－ウルトラマン＆ウルトラセブン
地方巡回展です。
＊北海道旭川美術館 (2010/09/18～11/28) ※終了
＊岩手県民会館 (2011/01/07～02/13) ※終了
＊鹿児島市立美術館 (2011/03/30～05/08) ※終了
＊福井市美術館 (2011/07/16～08/21) ※終了
＊茨城県近代美術館 (2011/11/03～2012/01/15) ※終了
＊長崎県美術館 (2012/01/27～03/31) ※終了
＊埼玉県立近代美術館 (2012/07/07～09/02)：開催中
＊高松市美術館 (2012/09/15～10/28)
というわけで、関東首都圏では最も行きやすい、
北浦和の埼玉県立近代美術館で開催中のやつに、
退院翌日の７月18日に行ってきました。
（スポンサーは、まとめるさん）
入口間際は、写真撮影オーケーなエリアだが、
ご覧のように、お粗末でホンモノの面影もなく、体色が純赤で、
どうにもぶさいくな初代マン、
ウルトラセブン、
バルタン星人たちが、お出迎え。
↑右は、ケタ外れに出来が良かった、ウルフェス2011の展示物。
↓これのデジタルデータをブローアップ（立体拡大）したのかも？
ソフビ魂 怪獣標本5.0 バルタン星人
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※確証はありません。
↑他にもマグラー、ビラ星人が！
この先に進んだ展示物の出来が、思いやられる。
往年のウルトラメカは、45年以上前の現物ではなく、後年の再制作。
ということは、
↓ウルフェス2008のメカ展示の再利用ですね。
が、しかし、順路を進むにつれて、
「まとも」な展示物が増えて行く。
中には、過去のウルフェスで展示されていたり、
雑誌「宇宙船」で紹介されたので見覚えのあるものも多く、
円谷プロからのお蔵だしだけでなく、
Ｍ１号店主の、西村祐次氏の所蔵品が展示されているのだとわかる。
↑実物にきわめて忠実な、ウルトラマンＢタイプとＣタイプの復元マスク。
↓初代マンほど違いが明確ではないが、４タイプあるセブンのマスク復元品。
セブン40周年の、ウルフェス2007でも展示されていました。
↓４タイプについては、この書に詳しく。
ウルトラシリーズ黎明期の偉大な才能への気配りは抜かりなく、
円谷英二はもちろん、
金城哲夫、
ビジュアル重視の特撮ドラマで、シナリオがどれだけ大切かに気づいている人はあまりに少ない。
成田亨、
高山良策、
佐々木明、
池谷仙克、
等の業績もしっかりと網羅。
当時の関連グッズから、
↑当時の出版物。
↓怪獣ソフビ人形。
最新のグッズ、
精巧な現行フィギュアの数々。
当時風の最新グッズまで
こちらも充実の展示と販売。
オトナは、ウルフェスよりも、こっちでしょうね。
関東首都圏にお住まいの方は、お見逃しなく！