
意外に早く、神部尊役の及川光博が卒業になった「相棒」の今シーズンの最終回。

放送の2時間が、あっという間でした。

水谷豊と及川の不仲説も囁かれ、それがゆえの早々の降板ではともウワサされましたが、

※真偽のほどは定かではありません。
ライターの立場からすれば、このコンビは、やりにくいことこの上なかったと思いますよ。
というのも杉下右京(水谷豊)と神部尊は、沈着冷静な頭脳派タイプで良く似ており、
二人の掛け合いが、どんどん深みにはまりがちだったからです。
前の相棒、亀山薫(寺脇康文)は単純思考の直情型だったので、

頭脳明晰な右京の説明が、亀山だけでなく、視聴者への説明も兼ねていて、

亀山が問い返すことで話の中身が咀嚼されるため、筋を見失う恐れがありませんでした。
ところが、右京+神部コンビだと、
神部に噛んで含めた説明は不要なため、掛け合いはどんどん難解な説明の応酬になってしまいます。
結局、及川が結婚することになった、檀れいがゲスト出演した元旦SP(2010年1月1日)なんて、

千利休の歴史ミステリーと、今現在の犯罪が交錯して、話がややこしくなりすぎ。
結局、セリフの応酬についていけず、
途中からどうでもよくなってしまった。
よくできたドラマは、画面を見ずにセリフだけ聞いててもおもしろいものですけど、この回は再放送で聞き流してても、興味が持続しなかった。
間口が広く、どんな素材でも果敢に料理する挑戦意欲は買うが、
それだけに、実験がうまくいかないこともあった。

バイオ燃料細菌とか、
今回のクローンみたいに、SF風のネタで勝負した方が、
出来が良いことが多かった。
ところでクローン人間って、

作るのは可能でも、

生まれてから急速に歳を取る可能性があるのをご存じですか?

人工羊のドリーの死因は、高齢の羊のかかる病気だった。
高等哺乳生物のクローンは、細胞提供者の年齢情報までコピーするらしいよ。
番組では、まだ幼い息子のクローンだったから、影響は少ないのかも知れないけど。
犬とか猫でも、2代目コピーの寿命は短いんじゃないの?
またその2代目からクローンを作ればいい?
どうやらダメらしい。
テロメアとかいう、コピー回数券みたいなのがあって、無限にコピーは繰り返せないと、
前の職場の、生物の先生が教えてくれた。
最後はまた、『相棒』からそれまくりましたが、

次の相棒は女性がいいと、なんとなく思います。
鈴木杏樹とか?

……警官じゃねえよ!
それと、良い時こそがやめ時だから、そろそろ「相棒」と言う番組自体が、店じまいでもいいんじゃないの?