ヒューゴの不思議な発明（2011）

3D日本語吹替版で鑑賞。



「しまった、吹替版か！」
と思ったが、



そもそもフランスはパリが舞台で、
本来はフランス語のはずのセリフが全編英語に置き換えられてるって意味では、



オリジナルだって、吹替版みたいなもんなんで、
観終わってみれば、それなりに満足。



たしかにスコセッシ監督作品としては白眉で、
『ディパーテッド』（2006）なんかでアカデミー賞を獲るよりは、

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５年待って、こっちで獲らせれば良かったのに、
という気がする。



最近のアカデミー賞はすっかり硬直化して、
持ち回りのご苦労さん賞に終始しちゃってるけど、



逆の見方をすれば、受賞にあぐらをかかず、
賞をもらった後で、こういう作品を作ったことに敬意を表したい。



一応、手放しで絶賛と行かないところに触れておくと、
実在の人物と邂逅する話なのに、



その過程が、現実では絶対にありえないところが残念だが、
これはまあ、原作が児童書？（絵物語）で、

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半分おとぎ話なんだからしかたない。



３Ｄ効果はかなりのもので、
どこぞの映画をむりやり３Ｄ化したのよりは、
たいへんに意味があると判断できる。



ホコリまで３Ｄ化してるのがスゴイね。



役者は演技力だけでなく、
大画面に大写しに耐えられる面構えを揃えている。






『キック・アス』（観てません）の

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クロエ・モレッツは、




美人女優と言うよりは、
マギー・ギレンホールとか、



キム・キャトラルのように成長することでしょう。



……なんの話やねん！


おしまい。