前回の〈顔編〉に続いて、
今回は全身編。
まっとうに評価すれば、最後発の製品こそが有利なので、
まずは今年9月から展開した、一番くじの一等景品、シャア専用ザクが筆頭候補に挙げられよう。
曲線と面構成、頭部と全身の比率、
腕や脚のポーズなど、
考え抜かれた見事な逸品。
このサイトより転載。
頭部のバルカン砲と、体色以外は、
ダブルチャンス賞のガルマ専用ザクと同じ。
この造形の頂点にいきなり到達したわけではなく、
2004年発売開始の、10センチサイズのソフビスーツガンダムや、
2006年発売開始の、25センチサイズ(正確には24センチ=1/72スケール)の、プライズ(景品)用のソフビザク。
↑これはシリーズ第3弾
等を経て、ステップアップの末に、
↑キャラホビ2011会場にて。このサイトより転載。
ようやく2011年に、ここまで来た。
ではあるが、厳密に安彦ザクかというと、ちょっと違う。
↑大河原ザクの要素を完全には捨て去っておらず、ある意味ニコイチ(折衷案)といえる。
そう判断する根拠は、
*長年描き続けて行き着いた姿でなく、シリーズ開始当初の姿。
*劇中ではザクはアクションシーンこそが印象的で、ただ突っ立っているのはイメージに合わない。
----の2点
そこで……というところで、つづく!