
やっとまともな、ものまね番組を見ましたよ!

スパモク!!
「激突ものまねウォーズ 新旧!下克上バトル!」


ものまね番組といえば、私なんぞが説明せずとも、
日テレの現在の、ネプチューン司会の、
「ものまねグランプリ」は、

もともと玉井貴代志(放送作家)の手がけたフジテレビの番組、
「ものまね王座決定戦」
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だったのを、
主要な出演者(司会の研ナオコ、コロッケと岩本恭省/旧・岩本恭生)ごと、日テレに引っ越してきた、
「ものまねバトル」

をリニューアルしたもので、
これに対抗する形で、フジテレビは、

吉本色の強い

「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦」

↑長く司会を務めた高島彩さん(アヤパン)、ゆずの北川さんとの結婚、おめでとうございます。
に衣替えしていた、というのは、皆様ご存じですよね。
どちらも、ものまねの技を競うより、お笑いの面を強調して視聴率を奪い合ったため、
実力派のものまね芸人

↑フジだったら、ミラクルひかるとか、
↓日テレなら青木隆治とか。

ばかりを揃えきれないこともあり、
穴うめ的におちゃらけで、ものまね以外の芸人、
すなわちフジ版なら、ダチョウ倶楽部から、タカアンドトシや我が家につながる、
ものまねよりも、自分たちの持ちネタに持ち込む流れ、
日テレ版なら、最近だとキングオブコメディ等の
「全く似ていないうえに、笑えるかどうかさえビミョーなものまね」で大幅に水増しし、
2時間なんてあたりまえ、
3時間とか4時間スペシャルで、ひたすらダラダラ続けている。
それで問題は、対抗戦になると、
毎回おちゃらけ組を負けさせるわけにもいかず、
正統派のものまねを負かせてしまうことがしょっちゅうで、
「ものまねをバカにするな!」
と常々苦々しく思っていた。
そしたら、純粋に歌のものまねだけでしっかり聴かせて、
番組枠もコンパクトに2時間で、もっと聴きたいと思うところで時間切れという、

良~い流れの番組が、ノーマークだったTBSから出てきて、
全員まじめに歌マネで勝負していて、すばらしかった。

最後の岩本恭省なんて、布施明の歌マネかどうかなんてことを超越して、
ひたすら聴く人の心を打つ熱唱で圧巻。
涙、涙でしたよ。
芸能人の告白番組でも、日テレのこの前(10/14)の、
金曜スーパープライム
「好きになった人5」~芸能人の元カノ総登場で大暴露SP~
(やはり司会はネプチューン)
よりも、
これまたTBSの、
明石家さんまの~ずっとあなたが好きだった~

ずっと好きだった人に芸能人たちが本気の告白!
(8/25放送)の方が秀逸だった。
まあ、いつだってTBSは後出しジャンケンだけど、なにせケツに火がついているので、さすがに後出しするだけの中身にはなっている。
テレビもますますタイヘンですね。