それで？
いつもの『帝国の逆襲』と、何か違うの？
それこそが、エディワンのREVISIT（再訪）シリーズの特長ですが、
〈紹介その１〉クラウドシティ・アプローチ
〈紹介その２〉レイジング・Ｘウイング
〈紹介その３〉ブリンキング・ヨーダ
〈紹介その４〉プロパー・エンペラー
「わかる人だけ、わかるよね？」はいやらしいので、どこがどう変更されたか、今回も一場面だけ例を挙げておきましょう。
↓こちらがエディワン版。
↑こちらが2004年に発売された、公式ＤＶＤ版の映像。
一見してわかるのは、公式ＤＶＤの画調が「青い」こと。
これは氷の惑星ホスの寒々しい雰囲気を強調するためらしいが、そもそものオリジナル映像にはなかった余計な後処理で、本来の色調が全編にわたって（ホスの場面が終わっても！）損なわれている。
そのためエディワンは、まずは全編の色調復元から取り組まなければならなかった。
もう一つ、例示した画面比較で違いに気づくのは、画面左端のメカの形と位置が変更されていること。
このメカは、ミレニアム・ファルコンの円盤状船体の中央に設置された、
クワッド・レーザー・キャノン（ガン）と呼ばれる、四連装大型ブラスター砲なのだが、
１作目『スター・ウォーズ』（1977・後年に『エピソード４ 新たなる希望』の副題追加）のデザインの段階でも、
同作のセットの段階でも、
ＳＦＸ（特撮＝光学合成）用モデルの段階でも、
旋回用の支柱は太く、位置は砲の真下にはなく、脇側。
ということをふまえて、エディワン版（右）では、このように修正されたわけ。
12月にネット上でダウンロード可能になる予定です。
ブルーレイ（基本的に修正なし）との比較も楽しみ。