そうだったのか! | アディクトリポート

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真実をリポート Addictoe Report

そもそもは『帝国の逆襲』30周年を記念して、この2010年中に発表予定だった、
エディワンの『帝国・再訪』
THE EMPIRE STRIKES BACK REVISITED


結局2011年に延期されたおわび……というわけでもないだろうが、クリスマスお祝い動画が公開中。


この場面に関連した、先日逝去したアーヴィン・カーシュナーの
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-kaikoroku
回顧録があったので、紹介しよう。

記者・スコット・シャーノフ/「スター・ウォーズ・インサイダー・マガジン」46号初出

ちょうどジョージ(・ルーカス)も来て、
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-おんたい
ヨーダのフォースで、
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-だご
Xウイングが、沼から引き上げられる場面の撮影を見ていた。

準備に手間取り、かれこれ2~3時間が経過し、いよいよ撮影が始まった。
かすみのかかり具合も絶妙、なぜならセットは完全に締め切った状態で、
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-きぎ
湿気が天井にたまって、実際に雲になっていたからね。

そしていよいよ、Xウイングが沼から姿を現した。
機体には水ゴケだとか、水草も良い具合にからみついて、なかなかサマになっている。
そこここから、水がポタポタとしたたり落ち……
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-ぽたた
両側の翼が、ボキリと折れてしまった!

ジョージには、ホントに気の毒だったよ。
なにせ製作資金を出してる本人の前で、この大失態だから。

あわてて問い質(ただ)したさ。
「どういうことだ?」って。
スタッフは、
「いや、水に弱いとは知らなかったもんで……。木でできてるから水を吸うと、翼の重さを機体が支えきれなくなっちゃうんですよ」

「今さらそれを言うかね」って感じで、呆れたね。
機体の修理には、何時間もかかった。
鉄製の支えやなんやかやを補強して、たった1シーンの撮影に10時間。
劇中じゃ、6秒足らずしか映らないのにね。


この記事「訳さない」って言ったのに、(一部とは言え)訳しちゃったよ。

なるほど~、そうだったのか!

いや、さっきの6秒間のシーン(クリスマスお祝い動画の、4:10~4:16)の直後の、このシーン(4:21~4:24)。
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-きし
わずか3秒ほどのために、わざわざミニチュアのXウイングにツタをからませ、
オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-karamase
ブルースクリーン撮影して、
オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-burusu
光学合成してるんで、なんでかなあって、不思議だったんで。

当時はデジタル合成じゃないので、水のしたたりまではさすがに付け加えられず、それを手がかりに合成だって判別もできるけど、知らないと現場撮りと見分けがつきません。

当時のILMの技術は、ピカイチでしたね。

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