生頼範義のSW(4)/1978年 | アディクトリポート

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真実をリポート Addictoe Report

1978年。
徳間書店の↓この本の中に、
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-koreda
折り込み特大ポスターとして、
↓このイラストが掲載された。
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-くちえ
この本からの転載を見分けるポイントは、
*下のロゴと作者名、
*数カ所の折れ目の縦線。
これが、生頼範義(おうらい・のりよし)が、SWを題材に描いたイラスト第1号となる。

単純に比較はできないが(と言いながらしてるけど)、横に並べれば、Seito氏との画力の差は歴然。
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-horihori

この年の後半には、サンリオから「侵略の惑星」が刊行。
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-しんらky
これは映画第2作目の原作候補だった、アラン・ディーン・フォスターの、Splinter of the mind's eye(「心の目の棘(とげ)」?)の邦訳だが、(本書についてはこちら)
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-かばー
表紙はどちらも当然ラルフ・マクォーリー、しかし日本版のみ、
この折り込み口絵が入っている。
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-きたい
この口絵からの転載も、
*数カ所の折れ目の縦線
ーーでわかる。

この2枚、あるいは確実に「侵略の惑星」の口絵が、ジョージ・ルーカス(もしくは当時のSW製作陣の誰か)の目に止まり、2年後の「帝国」ポスター起用につながっていく。
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-741

では、なんで↓こっちは、
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-くちえ
ルーカスの目に止まったかは断言できないのに、
↓こっちは絶対確実かというと、
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-きたい
後者は映画「帝国の逆襲」に、間違いなく影響を与えているからだ。

〈証拠1〉
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-どーですか

〈証拠2〉
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-hikaku

どーですか、お客さん!

ちなみにプロダクションイラストレーターのラルフ・マクォーリーの描いたダゴバのXウイングは、ツタとか木の枝が、ぜんぜんからまってないんだよねえ。
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-かのえいこう

というわけで、1作目では各キャラのデザインや造形でたっぷりお世話になった日本人アーティストたちに、
参考:チューバッカ/SWキャラのルーツ(8)
前7回までは、↑ここからたどれます。
ルーカスは2作目でも、またはからずもお世話になったというわけです。

まだまだつづくよ!

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