「雪に願うこと」(2005年)

と
「サイドカーに犬」(2007年)

しか見てません。
「雪に~」は、いろんな賞を獲ったらしいですが、私の観点では凡作、
「サイドカーに犬」は出産・離婚後復帰第1作の竹内結子が、ブリッ子をやめたので、なかなか良かったです。
さて、「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」


ですが、
地味ーなタイトルで「しまった」、
プロローグで「しょぼっ!」と感じましたが、
本編が始まってみたら、面白い!
笑える!
この「笑える」っていうのは、宮藤官九郎の脚本とか、阿部サダヲの演技とか、実写版「ヤッターマン」のギャグみたいな、いかにもの瞬発的なギャグではなく(ちなみにそういうのは「幼児の笑い」であって、大人はちっともおかしいとは思えないんじゃないだろうか)、淡々とまじめに物事が進んでるんだけど、そのウラに潜むおかしさっていうやつです。
んで、序盤はニヤニヤ笑いだったけど、中盤で思わず声を上げて笑うところがあって、最後の方はちょっと泣けた。
いやー、よかったよ。
太宰治の原作のおかげだろうけど、浅野忠信も松たか子も広末涼子も妻夫木聡も伊武雅刀も室井滋も、それ以外の昭和顔の出演者の皆さんも、まんべんなくよかった!
今年の邦画ベストワンにしてもいいくらい。
フィクションなんだけど、人生とか男と女、作家について、基本的にウソがないの。
赤裸々っていうのか、はずさないっていうのか。
時代色のでた撮影と美術もあり、見応えがありました。
40代から上の方には、おもしろさがわかるんじゃないでしょかね。
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