オドレイ・トトゥは、いつまでたっても、『アメリ』(2001)の、といわれてしまうが、
本人はそういう世評を払拭すべく、がんばっている。
「堕天使のパスポート」(2002)は暗すぎる内容で、びっくりする作品だったが、
「ロング・エンゲージメント」(2004)もまたまた暗めだけど、きらいじゃないし、
「ダ・ヴィンチ・コード」(2006)に出てたことすら忘れていたが、
↑キャサリン・ゼタ=ジョーンズみたい……
「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」(2006)は、なかなか面白かったですよ!
そんな彼女の新作、『ココ・アヴァン・シャネル』は、
つまんなかったらどうしようと思ったが、観てみたらじゅうぶん面白かった!!!
みんなの知ってるシャネル(のイメージ)になる前が、たっぷりじっくり描かれ、しかしそれが重要で、なるほどかなり納得。
ふ~ん、そうだったんですね!
その人が出ていることで、作品にハズレがないと安心できる女優は、世界的に見ても数少ない。
かのジョディ・フォスターだって、(なんと「ロング・エンゲージメント」にも出てるけど!)
「ブレイブ・ワン」みたいな、トンデモ爆笑映画に出ちゃったりすることがあるくらいなのに!
試写ではフランス映画を観る機会が多く、なんと最近はちょっととはいえ、会話が聞き取れるようになった感(=むかしのように、エイリアン言語に接しているような無力感からのわずかながらの脱皮)があるのが、個人的には喜ばしい。
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