こんにちは!
ニューヨークから千寿です。
(プロフィールは、こちらから)
4月18日火曜日の朝を迎えたマンハッタン。
くもり。
きのうは、ニューヨークから
世界の各地へ
それぞれの作品たちが
待ってくださっている方々の元に向けて
出発していきました♡
いつもありがとうございます!!!
先日、
用事で夫アダムの実家を訪れました。
実家といってもスタジオから徒歩3分の距離。
そのとき、
いつもそこにある
変わらず、そこにいつもあって
なんの違和感もない
亡きアダムのおじいちゃんのイーゼル。
彼の職業も
画家でした。
子どもの時に兄弟で船に乗って
ヨーロッパからNYへと移住してきたおじいちゃん。
その時のヨーロッパは
混沌とした状況。
ユダヤ人にとって
いつ命の危険が家族に及んでくるか
一刻を争う状況の中で
両親は、決断した。
子どもたちだけでもアメリカへ、と。
財産を売り
かき集めた兄弟2人ぶんの船代。
両親にとってもう、
今生では二度と子どもたちに会えない
そうわかった上で子どもの命を、
将来を守るために送りだす
さようならは、
どれほどのおもいだっただろう。
その後、ニューヨークで世話人の元で
人生を築いて行ったおじいちゃん。
自分の絵、1本で
家族を養っていた人。
おじいちゃんが
毎日何時間も絵を描く際に
使っていたというイーゼル。
ここで絵を描いていた
まるでおじいちゃんの鼓動が
聞こえてきそうなイーゼル。
しばらく感じ入って眺めていたら義母が
チズ、持って行きたいの??って
聞いてくれて
思わず、YESって
考えるよりも先にイエスが出てた。
とにかく大きくて
わたしの背丈の2倍くらいもありそうな
おじいちゃんの大切なイーゼル。
おじいちゃんのイーゼルと目が合ったとき
「どうぞ自由に使ってね」って
いってくださったように感じた。
このおじいちゃんの形見を
大切に受け継がせていただこう。
そして、これからもどんどん
絵を描いて
自分の世界を表現して
愛を描いて
ご縁あるみなさんの元へと
お届けしていこう。
壮絶な人生の中で
豊かな絵を数々生み出していたおじいちゃん。
暗黒の中でもいつも光がある、ということを
そっと教えてくれる人。
今日もブログを読んでくださっているあなたが
元気でありますように
ニューヨークから、愛とエールをおくります
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