こんにちは!
ニューヨークから千寿です。
(プロフィールは、こちらから)
4月17日月曜日の朝を迎えたマンハッタン。
くもり。
昨夜遅くに
シェルターアイランドから
マンハッタンに戻ってきました。
鳥の声からサイレンの音へ。
同じニューヨークとは思えない
真逆の世界。
ニューヨーク州はとっても大きく
北海道と九州を足してもまだ足りないほど
広い。
しかし、
マンハッタンは東京23区の
7分の1しかない。
ぎゅーぎゅー詰め詰めだ。
空が見えないくらい
樹々のかわりに
超高層ビルがひしめきあってる。
ハイウェイを走ってシティーへと
向かっていると
車内から目の前に
マンハッタンが広がる瞬間があって
やがてこの
すさまじい勢いのエネルギーの渦の中へと
吸い込まれていく。
いつもこの光景を見るたび
心が騒ぐ。
子供の時に
初めて映画でニューヨーク摩天楼の
景色を見たときの感覚が鮮明に蘇る。
そして♡
この光景を見ながら
あるかたのことが心に浮かんだ。
フジコさん。
90歳になってもなお
コンサートをつづけ
ピアノの音を通して私たちに
生きる力を届けてくださっている方。
フジコヘミングさんのストーリーは、
ご存知の方も多くいらっしゃるとは
思いますが、
35歳の時、当時の世界最高指揮者
レナード・バーンスタインに認められて
大きな栄光をつかんだ、、、が、
リサイタル直前に風邪を拗らせ
両耳が聞こえなくなって。
16歳の時の中耳炎の影響で
右耳は全く聞こえなかったのが
この時、左耳までも聞こえなくなった。
2年間、音無の生活。
音楽家にとっての音無し人生。
いつ回復するかもわからない状況。
絶望ということばのほかに何があろうか。
想像を絶する。
その後、いまは40%聴覚が
戻ったそうだ。
それからは、
ピアノを教えたりしながら生活、
再びチャンスが巡ってきたのが
60歳の時。
彼女のピアノには
彼女の人生すべてが
魂からの音が奏でられてる。
そのバイブレーションが
人の心に魂に響くのですね。
フジコさんの
魂を揺さぶられる「ラ・カンパネラ」
間違えたっていいじゃない。
機械じゃないんだから。
あるテレビ番組で
美輪明宏さんとお話しされている時に
フジコさんがそうおっしゃったのが
とても印象的だった。
そう、わたしたちは
機械じゃない。
心通ってる命ある人間だ。
でも、どこかで
「間違わないように」って
上手くやろう
じょうずに。。。そんな
プレッシャーを
自分自身の人生に課したりは
していないだろうか?と考えてみた。
うまくいってると感じる日
うまくいかないって感じる日
うまくいっていると感じる時期
モヤモヤして低迷していると感じる時期、、、
何もやる気が起きないとき
水の底に潜ってしまったくらい
身体が重くなってしまったとき、、、
様々な心もよう
様々な感情の変化
様々な経験を繰り返し
自分という人間が育っていく。
心に痛みがあるとき、それは成長痛だ。
成長期になると身体に成長痛があらわれるように。
心の成長痛。
そのぜーーーーんぶが宝で
ぜんぶがまる。
今日もブログを読んでくださっているあなたが
元気でありますように
ニューヨークから、愛とエールを送ります
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