空と風と川の流れを. -11ページ目

空と風と川の流れを.

 空と風と川の流れを求め,素の自分を表現できたら良いなと.

今年に入っての新発見は?

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 今年は何を発見したっけ。。。
 私自身、米国のある大学で基礎医学系の研究をしている。
 今年は何を発見したっけな。。。
 
 発見したこともいくつかあるけれども、昔からあった一つの技術を最大限に発展させたことが自分の中では一番大きく満足したかな。
 今から20年近く前、当時最先端だった一つの顕微鏡技術があった。その技術は全反射蛍光顕微鏡 "Total Internal Reflection Fluorescence Microscope(TIRF)" というもので、通常の蛍光顕微鏡に比べると2〜20倍の蛍光強度が増幅され、観察対象となる物体が高解像度、高精度でしかも蛍光標識された物体の移動や増加などを高速に観察できるというというもの。当時としては、それまでに観察できなかった現象を高速かつ高解像度で調べることができるということでかなり流行した。具体的にいうと、神経回路の中で一つの神経細胞が次の神経細胞に興奮を伝える際、その両細胞の間では真剣伝達物質と呼ばれる化学物質を介す。この構造を化学シナプスと呼ぶのだが、神経伝達物質が放出されるときに現象や、あるいは、神経伝達物質が放出される直前に細胞外からカルシウムが流入する、そういった現象を観察できるようになった。
 大学院生時代から米国での博士研究員になってからもこの技術には馴染みがあった。実際、この技術を使った実験が何本かの論文にも関わっていた。
 
 昨年末頃から細胞内の器官を総称して細胞内小器官と呼ぶのだが、その中の一つにカルシウムが流入する現象を動画で撮影して計測することに難儀していた。通常の顕微鏡を使っててもカルシウムに反応する蛍光色素の強度が低すぎてうまく記録できなかった。やく4ヶ月ぐらい悩んでいたかな。
 ある朝、目が醒めたときに突然閃いた。”TIRFを使え”と。こんなことはちょくちょくある。長く悩んているときに突然お告げがくる、そんな感じ。
 その日、すぐにその実験に取り掛かった。何度かのトライ&エラーで成功した。一度成功すると次はデータのクオリティーアップにブラッシュアップしていく。つまり精度を上げていくということ。それから数ヶ月かかって、ようやく条件も整い、何度やっても同じ結果、つまり再現性を確保し、かつ、誰がみても納得してもらえるデータ、つまり客観性をも確保しながら、新たな発見と仮説の証明もできた。
 実際、6月頃から数ヶ月、そのことにどっぷりハマってたな。ボスから結果を急かされても横に流し、納得行くまでデータのクオリティーアップと改善に取り組んでいた。こういった感じで一つのものに打ち込める機会というのは貴重なものだし、なによりも楽しかった。
 
 だからといって、自分がやったことなんて、誰かが発明した技術を応用して、ほんの小さな発見をしただけにすぎない。ノーベル賞なんて程遠いもの。ノーベル賞を受賞できるような研究というのは、科学だけでなく社会的にも意義があり恩恵ももたらすようなものでなくてはならないし、その革新的な内容が10年以上応用されるもの、そういったものだ。第一、ノーベル賞なんて狙って獲るようなものでもない。ある研究がたまたま、偶然に社会的にも意義があって、時代の流れにも合致したものに贈られるものだ。
 ただ、最近思うのは、ああ、この仕事、おもろいなぁって。
 
 
 

 α7Ciiを触っていると、どうも40mmのレンズを基本に使いたくなってくる。40mmというレンズは昔のミノルタHi-matic EだったりKonica IIIAであったり、今でいうストリートフォト向きだとでもいうのだろうか、カメラ散歩には最適であり標準レンズ50mmより少し広めに撮れるということで使いやすいレンズという印象がある。逆にいうとF値がそこまで低くなくていいということなのだろう。バランスの点から考えると、α7C用に作られたソニー40mm F/2.5Gになるのだろうけど、F2.5というところが少し気になる。Gレンズなのからいい写りするんだろうなぁって思うけど。ちなみにミノルタHi-matic EのレンズはRokkor 40mm f1.7だった。そんなレンズないかなぁって思う。

 ふと、レンズを収納しているケースをなんとなく見ているとあった。40mm。

 Voigtlander Nokton Classic 40mm f1.4 VMというライカMマウントレンズ。

 これ、いい写りするんだよ。自分の手持ちのレンズではミノルタG-Rokkor 28mm F3.5の次に好きなレンズ。どちらもわざと収差を残して、周辺光量落ちは大きめでおそろしくシャープに写るレンズ。幸い、ライカMマウントレンズをソニーのミラーレスにつけるためのアダプターは持っている。それもオートフォーカスアダプターも持っていた。

 

 写りは悪くないと思う。ただ、そのFotodioxのMマウントーソニーEマウント用のアダプターのフォーカスが甘い。少しマニュアルで調節する必要がある。これぐらいのF値でオートフォーカスのソニーEマウントレンズが出てこないかなぁって思う。

 そうなってくると、α7cIIを買うために売ってしまったSigma 45mm f2.8 Contemporary レンズがもう一度欲しくなってくるが。。。あれはそれほどシャープではないし。。。

 

 

 

 

 本ブログの前記事に書いたが、いくつかのカメラとレンズを下取りに出した。その理由はソニーα7C IIを買ためだった。

 今回このカメラを選ぶのはほぼ一択、いくつか懸念点があるもののこのカメラ以外ないと思っていたので悩むことなくかった。というより、α7C IIに決めた理由として、

 サイズ・・・フルフレームミラーレスカメラでは最小で最軽量である。これは釣りの際に持ち歩くことにおいては最大の利点である。

 手ぶれ補正・・・数段階の手ぶれ補正が装備されているという。釣りの際に手持ちで動画を撮影する場合には必須である。α6400をこれまで主に使ってきたが、α6400は手ぶれ補正機能が付いていないので録画した結果を残念に思ったり、その動画素材を使えなかったりすることもあった。

 色深度・・・釣り動画の撮影にはミラーレスカメラとGoPro11を使っているのだが、GoPro11の色深度は10-bit、α6400は8-bit、ちなみにiPhone 12 pro以降は10-bit。つまり、光学性能はミラーレスカメラのほうが優位なのだが、色の表示に関してはGoProとiPhoneのほうが有利なのだ。これはPCモニター上で動画の編集や色の調節をしているときに顕著な差がでる。α7C iiは10-bit。これでGoPro, iPhoneで撮影した動画との色の調節が均一化できて編集が楽になるだろう。

 これらが主な理由である。

 

 手元に届いてからレンズをいくつか変えてテストしてみたが、はっきりいって、α6400やα7RIIとは全く別物だね。そりゃそうか。α6400は2019年発売、α7RIIで2015年発売。そりゃこれだけ昔の製品ならα7CIIは機能も性能もなにもかも進化してるよね。

 

 まず、電源をONにしてみると、液晶の綺麗さに気づく。背面液晶の解像度でいえばα7RIIの方が高いのだがそこはなぜかわからない。ビューファインダーのEVFも見やすい。

 驚いた点は今のところ二つ、

 一つ目は、軸上色収差が同じレンズを使って撮影したものでもα7RIIで目立っていたものがα7CIIではあまりわからない。そこは内部のエンジンで処理しているのだろうか。古いレンズでも安いレンズでも色収差が抑えられている。これはかなりの利点だと思う。

 二つ目はボディ内手ぶれ補正。よく効いてる。手持ちでゆっくり録画してもそれだけでも違いがわかる。

 いまのところ気づいたのはそれぐらいか。

 写りはやっぱり見事。かゆいところに手が届くようにきっちりしっかり、色も望んだように撮れてくれる。

 

 あと、残念だった点は、

 質感。なんかどこか安もんっぽい。

 あともう一つはコンパクトさゆえ、少し持ちにくい。オプションのグリップかサムグリップはあったほうがいい。

 

 α7CII一台で釣りの動画撮影と写真は確かに大丈夫だと思う。もう他はいらねえや。というわけで、α6400、売ってしまおうか。 

 このカメラ、何年使えるかな。。。最低5年は使いたいところやな。。。