ほう・・・すごいな。Sony 18-105mm F4 G SELP18105G レンズ | 空と風と川の流れを.

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 空と風と川の流れを求め,素の自分を表現できたら良いなと.

 ソニー以前のミノルタ、コニカミノルタの時代、ハイグレードのレンズとして『Gレンズ』に分類されるレンズがいくつかあった。G-rokkor 28mm f3.5とかAF 85mm f1.4とか。G-rokkor 28mm F3.5が搭載されたコンパクトフィルムカメラ、ミノルタTC-1の写りは、間違いなく、大げさかもしれないが、息を飲む、ため息が出るほどすばらしい写真が撮れてくれる。それ以外のGレンズについては、それ以外のレンズと比べて全く別物、という評判をよく耳にすることがあった。だが、Gレンズはやはり高価なレンズだったので買うことも使う機会もなかった。

長らく写真、静止画だけしかやってこなかった。写真だけなら50mmの標準レンズ一本で撮るのが好みなのだが、釣り動画を作成にも興味を持ったことで、それ以外の焦点距離のレンズも使ったほうが良いとか知った。動画作成も考慮してソニーα5100を入手したときにレンズキットについてきたのが、PZ 16-50 f3.5-f5.6 (SELP1850)だった。これはこれですごくよく写るし、ボケに拘らなければなんとどのような状況にも対応できる便利なレンズかと思う。

 だが、いろいろネットで調べていくなかで、一本のレンズが気になった。”Sony 18-105mm F4 G (SELP18105G)”というレンズで、APS-C専用で、そのためかそれほど高価ではない。どうしても欲しかった。

 

   

 

 ソニーは一般向けのレンズと、一ランク上のGレンズ、さらに上の上級クラスのG master (GM)レンズがあるのだが、このレンズはGレンズ。広角から望遠までの焦点距離をカバーしてくれる。Gと名づけられているのだから、昔のズームレンズに見られた画像端の歪み、球面収差、色に関してもよく考えられているのだろう、ということで思い切って買ってみた。人気がないのかあるのか良くわからないが中古ではそれほど高価でもなかった。


 

試し撮りしてみると、コントラストが強めなんだけれども、線が細い、繊細な感じ。

レンズ径が72mmと大きいためか同じ絞り値でも明るめに出る。なるほどなぁ、違うなぁって思う。

ソニーのZeissレンズとは明らかに雰囲気が違う。これ一本である程度上質な写真を撮れるじゃね?って思う。

 ただ問題なのが、レンズそのものが大きくて重い。レンズを持って写真を撮る感じ。動画撮影するためにジンバルという手振れ吸収するハンドルがあるのだが、自分が持っているジンバルではα5100との組み合わせには対応していない。取り付けてもバランスの初期設定ができない。

 もっとこのレンズ使いたいなー。

 

 というわけで、もう当分レンズは買わない。これで、ソニーのミラーレスカメラで使う一通りのレンズは全部揃った。