ユダヤの商法読み比べ。~祝復刊!!~ | 片道切符(仮)

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知る人ぞ知る、ユダヤの商法が復刊しました。

 

これはマクドナルドを日本で成功させた初代社長、藤田田さんのビジネスノウハウをユダヤ教の教えを交えて書かれたものです。(もともと藤田さんはマクドナルドの前にユダヤ人相手にビジネスで成功してた方です)

 

 

 

レビュー見ると読む価値なし的なレビューもありますが、これは昭和40年代に発行された本だということをわかっているのでしょうかね。

 

いまやマクドナルドは駅前にあって当たり前だけど、本家アメリカでは国道沿い、いわばパーキングエリアにあるようなお店だったのを日本人に合わせて街中に作ったのです。

読むと今だったら当たり前なんだけど、これが昭和40年代では当たり前ではなかった考えなんでしょうねぇ。

 

さて、本書はベストセラーだったのになぜかパタリと重版されなくなり、著者曰く、「買った人が手放さないから出回らない」とのことで、ヤフオクでは高騰しておりました。

 

ベストセラーともなれば数年経てばブックオフで100円になるような世知辛い現代ですが、この本は総計240刷されたそうです。すごい…。しかしそれに比較すると合計発行部数が82万7000部とは少ないですよね?なんだか希少性を高める著者の藤田商法のような気もします(笑)

 

この日本に82万7000部存在しながら定価500円弱でヤフオクで1万5000円が平均落札価格でした…。

ちなみに3万円でも落札されてましたね…。(ちょっと前までもう少し安かったのですがいきなり高騰しました)

 

しかし、そんな高価な古本を買う必要はありません。

 

復刊されましたから!!

 

私としてはハードカバーで3000円でもよかったよ!!って思う。

 

お値段良心的な1588円

 

しかし、みんな気になるよね?

 

復刊されたとはいえ一字一句同じなの?って

 

比べてみました。

 

復刊前に高値で売りそこなった私のユダヤの商法(笑)

 

表紙は「正統派ユダヤ人のおじさん」と「ドル札たまご版」がありますがたぶんドル札の方が初期の物です。

内容は同じですが表紙裏とかのコメントが違ったります。

 

ちなみに私は本にビニールカバーをかけるタイプです(笑)

 

 

最近は100均でも売っていますねー。便利な世の中。

 

 

気になる内容は、おおむね底本とのこと(笑)

 

 

何度も読んでるのでしっかり読んでいないのですが(←オイ!)

 

おおむね同じです。

 

違うと言えばイラスト!!

 

昭和の方を愛読していたので違和感。似たようなテイストと言えばそうなんですが…。

 

↑昭和版

 

社会風刺風?海外の新聞の漫画みたいな社会風刺のイラストぽさがあります。

 

ヘタウマの部類(誉め言葉ですよ!)

 

新書版

 

うーん、悪くはないけど?

 

昭和版、味がある。独特の世界観。

 

新書版。うーん、これはなくない?手抜きか!?

 

ヘタウマに達してない(ディスってごめんなさい。復刊してくれてありがとう)

 

どうでしょうか?個人的にイラストが残念。

 

できれば昭和版のままがよかったですがそうはいかないのでしょう。

 

結果、昭和版も新書も内容は同じ、イラストが違うだけ。

わざわざ読み比べる必要もないです。

 

しかしながら昭和版も手に入れたいとコレクター心をくすぐられる要素はあります(笑)

 

 

他にも一気に復刊されています。

 

勝てば官軍も買いました!他のも買いそろえる予定です。

 

ユダヤの商法、今読んでも古臭くは感じないと思うのですがどうでしょうか?

だたし、これは国内で日本人相手にビジネスではなく、海外・外国人相手にビジネスといった人に合う内容です。

 

世界中に散らばるユダヤ人相手にビジネスをする方は読んで損はないと思います。

 

あと宝石商。

 

 

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藤田田復刊プロジェクトチームの皆さん、復刊ありがとう。