こちらの名古屋帯は昔、ネットオークションで落札したもの
秋の紅葉や、クリスマス月に出番が多いです

着物は母が嫁入り前に作ってくれた、変わり絞り染めの小紋
バブルで父親も高収入、私の母も結構なパート収入があり
母のパート収入は、好きな着物購入に使われていたと記憶
ちょうど結婚までいきそうな娘の将来を考えて、良い着物や帯を選んでくれました
特に思う事は、若い娘に作りがちな桃色や赤色を選ばなかった事
25年を経ても、自分の娘に似合うものが分かる母に感謝
作って貰った着物の品質、センスの良さに、母の凄さを感じます

従来の総絞りとは違うボリューム感と、手の込んだ染め作業
目の覚める様な青い八掛の色も、母らしい粋なセンスを感じます
当時20歳過ぎの私に似合わなかった着物達も、40歳から似合う様に変化
20年先でも似合うよう、綺麗に歳を重ねていきたいです

オレンジに近い朱色の道行コートは、お義母さんから譲り受けたもの
しっかりとした生地で、織の凹凸に光が反射してガラ柄が浮き出て見えます
足元は冬らしい柄足袋と、桜皮下駄台にホースヘア鼻緒
下駄は大阪市中央区の船場センタービル・草履屋ちぐささん
柄足袋も船場センタービルで、安価で購入しました
暫く着物を着て外出しなかったので、帯の程よい締め付けが気持ち良かったです
お天気の良い日は、着物を着て過ごしたいと思います
