英語の勉強：
いつ始めても遅すぎることはない
こんにちは。
スキルアップ英語コーチの安達直子です。
今日は
「外国語を学び始めるのは
何歳が最適なのか
」
という内容のBBC.com記事から
お伝えします。
これから英語をやり直そう
と考えている大人にとっては
勇気を与えてくれる記事です。
一般的に、外国語を学ぶには
It’s best to start young.
（小さいころから学び始めるのが一番）
と言われています。
しかし実際は
外国語を吸収する方法が
年齢によって違うだけだと
専門家は指摘します。
だから
大人になってからよりも
子供のときに学ぶのが絶対有利
というわけでは必ずしもないようです。
子どもが得意なのは
ネイティブスピーカーが話すのを
聴いて真似して
恥ずかしがらずに外国語を話す
という学び方です。
だから発音やイントネーション
を正確に身に着けることができます。
ただ、この方法だと
ネイティブと長い時間 
を
過ごす必要があります。
いっぽう、思春期を過ぎた大人の場合
それまでに身に着けてきた
母国語を基盤にして
その上に外国語を
積み上げることができます。
子どもにはない問題解決力を使って
文法などの情報をすばやく吸収し
適用することで
外国語を学習します。
確かに発音やイントネーションの習得は
子供のようにいかないかもしれません。
しかしアクセントが強すぎて相手に伝わらない
という場合は除いては
多少のアクセントがあっても
「日本人の英語」として
胸を張って話せばいいと私は思います
。
ある調査によると
アクセントのある外国語を話すことは
自分のアイデンティティだと考えている
人もいるそうです。
さらにこの記事では
海外に家族で引っ越した場合
親よりも子供のほうが
外国語を習得するスピードが速い
と考える傾向をこう分析しています。
子供が大人より外国語を速く
習得するように見えるのは
外国で学校に通うと
常に外国語を耳にするほか
学校で友達を作る必要がある
クラスメートに受け入れられる必要がある
という理由で
外国語習得のモチベーションが上がっている
のも理由かもしれないと専門家はいいます。
一方、親は
外国語を話さなくてもよい職場にいたり
同じ国から来ている仲間と
付き合うことが多かったりして
結局、外国語が必要な環境にいないことも
しばしばあるそうです。
つまり、大人が外国語を学ぶには
文法を理解し適用できる能力を使う
外国語に触れる環境に身を置く
モチベーションを上げる
（つまり、学ぶ目標を明確にする）
を実行すれば
英語を学びやすくなるということですね。
この記事では
Different life stages give us
different advantages in language learning.
（人生のさまざまなライフステージには
それぞれ異なる言語学習の利点がある）
と端的に表現されています。
大人には
大人の外国語の学び方がある
ということです。
これから英語をやり直したい方
さらい磨きたい方
やる気が湧いてきませんか？
最後までお読みいただき
ありがとうございました
。
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引用元： BBC.com, October 26, 2018, “What is the best age to learn a foreign language?”
