「変なホテル」がバーゲン(bargain)とは??
こんにちは。
スキルアップ英語コーチの安達直子です。
「変なホテル」をご利用になったことはありますか?
文字通り、ちょっと変わったホテルです。
フロントデスクでは
女性のロボット や恐竜のロボット
が常駐し
荷物もロボット が運んでくれるという
ロボットが働いているホテルです。
数年前に私も長崎のハウステンボス近くにある
「変なホテル」に泊まりましたが
チェックインからチェックアウトまで
人間スタッフ を見ることはありませんでした。
さらに各部屋には
おしゃべるができる小型のロボット
「チューリー」
がいて楽しませてくれました。
最近では舞浜や銀座にも
「変なホテル」がオープンしたそうです。
人気が上昇しているみたいですね。
このホテルに関する英語記事で
こんな表現を見つけました。
Accommodation at the Henn-na Hotel is a bargain.
(「変なホテル」の宿泊施設は、料金がお得です)
実際このホテルの最も安い宿泊料金は
1泊約7,000円とお手頃なんです 。
上記の例文で
accommodation は「宿泊施設」という意味です。
bargain ですが
日本語では「バーゲン」といえば
安売りイベントを指す言葉です。
でも実は
英語の bargain には安売りイベント
という意味はありません。
だから
I am going to a bargain at a department store today.
(私は今日、デパートのバーゲンに行きます)
とは言わないんです 。
英語の bargain は
実際の価値より価格が低いこと
を表すので
安売りされているもの
掘り出し物
という意味で使われます。
例をあげると
The car is a bargain at that price.
(その価格なら、車はお買い得です)
I got a bargain ticket from Tokyo to Seattle.
(私は東京からシアトル行きの格安のチケットを手に入れました)
などのように使われます。
bargain は
日本人が使うカタカナ英語と
実際の英語の意味が異なる
典型的な例ですね。
1つずつ違いを楽しみながら
英単語を正しく使えるように
覚えていきましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
引用元:Tokyo's robot hotel, Japan: What it's like to stay in Henn-na Hotel in Ginza