耳にやさしい発車メロディーの「やさしい」は
英語で何と言うか?
こんばんは。
スキルアップ英語コーチの安達直子です。
皆さんは、電車 を利用するときに
駅ごとに違う発車メロディー に
耳を傾けたことはありますか?
発車メロディーを作曲しているは
どんな人がご存じですか?
発車メロディーを専門的に
作曲されている方が
やはりいるんですね。
この方は向谷 実 (むかいや みのる) さん。
これまで200曲以上の発車メロディー を
作曲されてきています。
今日は、私が知らなかった
発車メロディー(train melodies)の裏側と
そこから学べる英語表現を
お伝えしていきます。
向谷さんは、もとはフュージョンバンド「カシオペア」
でキーボード を弾いていました。
鉄道好きが高じて、発車メロディー を
作曲するようになったそうです。
そして曲を作るときは
実際に電車 がプラットフォームに
入ってくる様子を駅で見て
イメージを膨らませるとのこと。
向谷さんは
The most important thing is to be easy on the ears.
(最も重要なのは、耳にやさしいこと)
だといいます。
easy on ~
(~にやさしい、
~を控えめにする)
はよく使われる英語表現です。
たとえば、
That bottle of wine is easy on the purse.
(あのワインは財布にやさしい[=手頃な価格])
と言ったり
Please eat food that is easy on the stomach.
(お腹にやさしい食べ物[=消化のよい物]
を食べてください)
と言ったりします。
このほかによく聞くフレーズに
Go easy on me.
(お手柔らかに)
や
Go easy on the beer.
(ビール はほどほどにね)
があります。
どうでしょう?
easy on ~
のイメージをつかんでいただけたでしょうか?
さらにこの動画で新たに発見したことがあります。
都営地下鉄東西線 の始発駅から終着駅まで
各駅の発車メロディー をつづけて聴くと
1曲になるのだそうです
動画の英語ではこんなふうに表現されています。
Along the Tozai Line of Tokyo Metro,
if you listen to each train melody
from the first stop to the last,
it makes one song.
これまでなんとなくしか
発車メロディーを聴いていませんでしたが
これからはじっくり耳 を傾けてみようと思います。
ちなみに、引用元の動画“Jungle All the Trains”
も是非ご覧ください。再生時間は約3分半です。
向谷さんの日本語の語りと
英語のナレーションが入っています。
英語の字幕入りなので
英語のいい勉強になりますよ。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
Take it easy!
(それではまた!)
引用元:Great Big Story, “Jungle All the Trains”