“on time” と ”in time”
の違いわかりますか？
こんにちは。
スキルアップコーチの安達直子です。
“on time” と ”in time”
よく目にする似た表現で
まぎらわしいですね 。
意味が違うので
もちろん使い方が違います。
今日はこれらの表現の使い分けについて
お伝えします。
たとえば、
「電車 
に間に合った」という場合は
I was just in time for the train.
となり
「in time (for) ＝ ～ に間に合う、時間内に」
を使います。
「会議 
には時間どおりに来るべきです」という場合は
You should be on time for the meeting.
となって
「on time (for) = 時間（スケジュール）どおりに、定時に」
を使います。
上記の例文だけみていると
「どう違うの
」と思われるかもしれません。
秘密は前置詞 in と on にあります。
わかりやすいように
in と on の違いを
イメージで説明してみます。
in は 箱のような空間に
何かが入っている状態をイメージしてください。
この空間は、物質的な箱のほか
時間空間や社会空間としても
使われます。
このイメージを持って
以下の例文の情景を
想像してみてください。
前置詞のイメージが
はっきりとします。
He is walking in the rain
（彼は雨の中を歩いている）
The sun sets in the west.
（太陽は西に沈む）
I speak in English.
(私は英語を話す
[英語という言語空間で話す])
She is in love.
（彼女は恋している
[恋しているという心理空間]）
I will see you in 2019.
（あなたに2019年に会います
[2019年という時間空間]）
こういう空間のイメージを持って考えると
I was just in time for the train.
は、「電車に間に合う時間空間にちょうどいた」
つまり「間に合った」ということになります。
いっぽう
on のイメージは、接触です。
水平面だけでなく、
垂直面、天井のような面との接触や
点での接触も含みます。
さらに物質的な接触だけでなく
時間的な接触にも使います。
たとえば
The shadow on the wall.
（壁の影）
He stands on his hands.
（彼は逆立ちしている
[両手が床に接触している]）
Apples on a tree.
（木になったリンゴ
[木とリンゴの点の接触] ）
I met her on July 20th.
（彼女の2018年7月20日に合った
[具体的な日との接触] ）
この接触のイメージを持って
You should be on time for the meeting.
を考えると、
「会議の始まる時間と接触する
＝会議の開始時間にそこにいる」
ということなので
「会議には時間どおりに来るべきです」
という意味になります。
in と on の持つイメージの違い
おわかりいただけたでしょうか？
このように
特に前置詞はイメージで理解すると
フレーズでなぜ in が使われているのか
または on が使われているのか
理解しやすくなります。
Googleで
「前置詞」 「イメージ」
というキーワードで検索すると
前置詞をイメージで説明する
情報がたくさん得られます。
イメージで前置詞を理解すると
フレーズなども覚えやすくなるので
是非お試しください。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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