マルチタスクの落とし穴：
”Your brain just can’t 〇〇〇”
こんにちは。
スキルアップコーチの安達直子です。
皆さんはマルチタスクを
日常的にされていますか？
仕事で文書
を読みながら
誰かの話を聴いたり
車
の運転をしながら
仕事のことを考えたり…
実際、効率化のために
マルチタスクを奨励する
企業もあります。
実はマルチタスクによって
逆に効率が低下することが
明らかになっています。
今日はBBC.comの動画
"How Multitasking Sabotages You
から、マルチタスクの短所と
役立つ英語のフレーズを
お届けします。
上記の動画は、イギリス英語ですが
英語字幕が入っているので
比較的リスニングしやすいと思います。
長さは1分47秒です。
マルチタスクをすると
生産性が下がるのは
複数の作業を同時にすると
Your brain just can’t cope with it.
（あなたの脳が処理しきれない）
からです。
“cope with ～” は
「～を処理する、～に対処する」
という意味です。
“deal with ～”
で置き換えることもできます。
さて、マルチタスクによって
どんな弊害があるかというと
１．
Tackling two tasks in parallel
takes 30% longer
than if you were doing them sequentially.
（2つの作業に同時に取り組むと
順番に取り組んだ場合よりも
時間が30%長くかかる）
［tackle=取り組む、 in parallel = 同時に、並行して、 sequentially=順次に］
２．
You will make twice as many mistakes.
（ミスの数が2倍になる）
だそうです。
実際、私自身もマルチタスクで
失敗した経験があります。
家で仕事の合間をぬって
味噌汁
を作ったとき
だしの袋を鍋に入れる代わりに
なんと
麦茶の袋を入れていた
ことがあります。
またあるときは、仕事の書類を複数
同時に作成していたところ
完成した重要書類を
いらない紙だと勘違いして
グシャグシャに丸めて
ごみ箱に捨ててしまった
とか…。
つまり
My brain just could not cope with it !
ということです。
こんな経験からも
一度に1つの作業に集中したほうが
よいことは私も感じつつありましたが
やはり専門家も同じことを指摘しています。
これからは、どんなに多くの作業があっても
マルチタスクはやめて
1つのことを丁寧に仕上げてから
次の作業に取り掛かろうと
改めて思いました
。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
引用元：
BBC.com, 2018年7月2日、"How Multitasking Sabotages You (マルチタスクにどのような弊害があるか)"
ForbesJapan.com2018年1月22日、「マルチタスクは非効率的 成功のための正しい作業方法とは？」
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