先日、友人と話しているときに、
もし、ランプの精が現れて、何でも望みを叶えてくれるとしたら、
どんなことをお願いするか。
という話になりました。
あなたは、どんなことをお願いしますか。
わたしは、年末ジャンボ宝くじに当たりたい。
友人は、毎月100万円欲しい。
どちらも、お金が欲しいということにかわりはありませんでした。
多くの方が、お金が欲しい、という願いではないでしょうか。
こんな話は、夢があっていいなと思うのですが、
実際のところは、そんなに甘くはありませんね。
現実問題の、夢のない話をします。
宝くじが当たるならいいのですが、
それでも、その宝くじを買うお金はどうしたのか。
もし、毎月100万円手にはいるなら、
そのお金はどうしたのか。
ということが問題です。
お金を印刷したのなら、
その偽札を使うと、警察に捕まってしまいます。
では、毎月100万円という、
そのお金はどうしたのでしょう。
どこかから盗んできたのでしょうか。
もしそうなら、盗まれた人は困っているはずです。
年金暮らしのお年寄りなら・・・
このように考えると、うまい話なんてなくて、
人の不幸の上に成り立つ、自分の幸せは、
本当につまらないものだと言えます。
人を蹴落として不幸にして、
それで自分の収入が増えても、
うれしいことなんてないはずです。
人間として、失格です。
さて、ネットビジネスではどうでしょう。
相手の見えないネットの世界ですが、
見えないだけで、相手は人です。
お客さんをだましたり、
お客さんの不幸の上に成り立つ収入なんて、
それは、人間として許されないものです。
現実の世界と同じで、
信頼関係を築いて、
その上でお客さんに”価値”を提供して、
その”価値”の対価として、お金を受け取る。
これが基本中の基本です。
ビジネスの世界でも、実際の生活場面でも、
「魔法のランプ」は、あり得ませんね。