あなたは、一昨日の夕飯に何を食べたか、覚えていますか?
わたしなど、ひどいときは、
朝ご飯を思い出すのにも苦労するときがあります。
でも、旅行に行くと、食べた食事、風景、乗り物、
泊まったホテルの部屋、お風呂、など、
いろんなことをしっかりと覚えています。
日常と違った、特別な体験をしているから、
脳が、無意識のうちに記憶してくれています。
脳が、とても活性化されています。
普通の人は、好きなときに、好きなところへ出かけて、
人と出会ったり、おいしいものを食べたりして、
非日常を体験するなんてことは夢のまた夢です。
そういう境遇になりたいとは思いますが・・・
日常と違った体験をすると、
仕事がはかどったり、新しいアイデアが生まれたり、
問題解決の糸口が見つかったりと、いいことばかりです。
では、普通の人が非日常の体験をすることは、
無理なのでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。
わたしは、今日、いつものように、朝仕事に行って、夜帰ってきました。
普段とまったく同じ生活のなかで、
特別な出来事があったわけではないのですが、
非日常を体験しました。
これは、誰にでもできる、簡単な方法です。
それは、生活のルーチンを少し変えるだけです。
わたしはいつもは、顔を洗って、メールのチェックをしてから、
洗濯物を干します。
でも、今日は、先に洗濯物を干しました。
すると、
明るさが違っていました。
太陽の角度が違っていました。
洗濯物がよく乾きそうな気がしました。
洗濯物を干し終わっても、時間がたっぷりありました。
しかも、
なんだうきうきした感じで、特別な日のような気がしました。
いつもと同じ時間に同じことをしていたら、
脳は、何も考えずにロボットのように動いてしまいます。
ルーチンワークをこなしているのです。
でも、ちょっと順番を変えるだけで、
わたしの脳は、非日常だと勘違いして、
かなり興奮しました。
もし、なにもせずに10年間過ごしたら、
10年という時間を無駄にしているような気さえしました。
お風呂の入り方を変えるとか、
体を洗う順番を変えるとか、
散歩の道順を変えるとか、
買い物の仕方を変えるとか、
ご飯の時のお茶を水に変えるとか、
毎日の生活で、
ちょっとだけ何かを変えてみるのです。
普段の生活の中でも、
無料で、非日常を体験できますから、
是非やってみてくださいね。