【パリ五輪】ロシアがフィギュア日本代表の表彰式中止を要求 スポーツ仲裁裁判所へ提訴
パリ五輪期間中に行われるフィギュアスケート団体日本代表の表彰式を巡り、思わぬところから〝横やり〟が入った。
2022年北京五輪の同競技で、当時1位となったロシアオリンピック委員会（ROC）のカミラ・ワリエワにドーピング問題が発覚。表彰式が延期となっていた。7月下旬にROCの3位降格と、当時2位の米国が金メダル、同3位の日本が銀メダルに繰り上がることが決定。国際オリンピック委員会（IOC）はパリ五輪期間中に米国と日本の対象選手を招待し、日本時間8日にパリ中心部のチャンピオンズパークで表彰式が行われる。
日本からは女子の坂本花織（シスメックス）や男子の鍵山優真（オリエンタルバイオ・中京大）らが出席を予定するなか、ロシアメディア「RIAノーボスチ」は「ロシアのフィギュアスケート選手らがCASに対し、米国と日本チームの賞の取り消しを要求」と題する記事を掲載。「2022年五輪の団体戦で銅メダルとなったロシアのフィギュアスケートチームは、パリで予定される米国と日本チームの表彰式の中止を求めてスポーツ仲裁裁判所（CAS）に訴えた」と伝えた。
