【速報中】名人戦第4局は夕食休憩に 終盤へ 藤井聡太名人の初防衛なるか 2024年5月19日 | きまぐれブログ写真! 想い出・記念日。

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【速報中】名人戦第4局は夕食休憩に 終盤へ 藤井聡太名人の初防衛なるか/将棋

将棋の藤井聡太名人(21)=8冠=が豊島将之九段(34)の挑戦を受ける第82期名人戦七番勝負第4局2日目が19日、大分県別府市の「割烹旅館もみや」で指されている。

 

3連勝中の藤井名人が勝てば初防衛。豊島九段はカド番をしのぐか。別府市での名人戦開催は、大山康晴名人・王将が升田幸三八段(肩書はともに当時)の挑戦を受けて初防衛した第12期(1953年)以来、71年ぶりという。

 

序盤は先手の豊島九段が早々に端歩を突き、藤井名人に横歩を取らせての横歩取りに。互いの飛車角が入り乱れる華々しい展開となった。2日目を迎え、対局室には午前8時46分に豊島九段、同49分に藤井名人が入室。豊島九段が前日に封じた39手目から再開。左桂を跳

ねた。再開から6分後、藤井名人も左桂を跳ねた。

豊島九段が44分長考し、桂を中央に跳ねた。

 

午前10時、おやつが提供された。

 

藤井名人は「元祖地獄蒸しプリン」を注文。地獄(温泉)で蒸した柔らかいプリンで別府の名物。

 

豊島九段も1日目午後に注文していた。飲み物は「自家焙煎スペシャルティ(アイスコーヒー)」。豊島九段は「本わらび餅べろべろ『山崩し』」を注文。将棋の駒を模したわらび餅を積み重ねて「山崩し」の遊びをイメージしているという。飲み物は「かぼす緑茶」を選んだ。

 

おやつの時間を挟んで、藤井名人が100分の長考で再び桂を跳ねた。再開から4手連続で桂が跳躍し、豊島九段の手番で27分を使って、正午に昼食休憩に入った。

 

藤井名人は別府のソウルフード「別府冷麺」。天然厚葉昆布と国産牛肉で出汁をとったスープと、小麦粉とそば粉をブレンドした手打ち麺を合わせている。

 

豊島九段は「冠はものうまみ丼と赤だし」。別府湾で獲れた鱧、大分のブランド地鶏「冠地鶏」、うまみ茸(干し椎茸)を鱧の出汁と卵でとじている丼。飲み物はともに「かぼす緑茶」を注文した。

 

対局は午後1時から再開。豊島九段が昼食休憩を挟んで96分長考した。藤井名人が攻め込み、飛車を追いかける。午後3時、おやつが提供された。

 

藤井名人は「中村家のかるかん」。良質な山芋と米粉を練り、こしあんを入れて蒸し上げているという。飲み物は「黄金かぼすの地熱ビネガー」。

 

豊島九段は「温泉蒸しプリン」。温泉の湯けむりで蒸し上げたプリンという。飲み物は「かぼすハチミツジュース」を選んだ。

 

おやつの時間を挟み、藤井名人は50手目で51分を使って自玉を寄る。その後、午後4時ごろ、51手目を考慮中に豊島九段の持ち時間が2時間を切り、1時間41分に。歩を打って敵陣に迫る。藤井名人も52手目で2時間を切り、残り1時間57分となった。

豊島九段が55手目を考慮中、午後5時を迎えて夕食休憩に入った。

 

軽食は「とりめしのおにぎり」が用意され、豊島九段は「かぼすハチミツジュース」も注文。午後5時半に再開される。

両者の対戦成績は藤井名人の25勝11敗。2日制で持ち時間は各9時間。先に4勝した方が名人位を獲得する。