大阪湾に現れたクジラについて、大阪府の吉村洋文知事は「厳しい状況になっている」と話しています。
2月2日の午後2時前にMBSのカメラが捉えたクジラ。時折、潮を吹く様子が確認できますが、力なく浮かんでいるようにも見えます
大阪府によりますと、このクジラは先週に大和川の河口近くで見つかった全長約12m・体重約20トンほどのマッコウクジラのオスと同じ個体とみられています。
クジラの状態について大阪府の吉村知事は次のように話しています
(大阪府 吉村洋文知事)「そこにずっととどまっているという状態なので、非常に厳しい状態だと」
クジラは力が強いため、船で沖合に連れていくことも難しいことなどから、大阪府は「状況の確認を続けるしかない」としています。