あたりまえって、なんだろね。 | Project Li-AA(仮)…の、中の人のつぶやき。

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非公式AAチームの中の人がアレコレを書くだけのブログ。
配信者活動としてのアレコレはOwndで書くことにして、
それ以外は、AAチームの中の人として徒然なるままに書き散らしていきます。

 

 

今日も書き溜めだけど、これは前職でのオハナシ。

 

上の人
「初任給の使い道は決まったか?」

うち
「家族に寿司を奢ろうかと、親孝行って大事ですよね。」

上の人
「いや、親孝行するのは当たり前でしょ。」

うち
「…………。」

 

前職では、なにか特技を見つけたと思えても「できて当たり前」
周りに優しく接していこうと決めても「それは社会人として当たり前」
そして、退職させられて失った「当たり前の日常」

求職者時代、ハローワークでの障害者支援窓口にて
「それは当たり前なんかじゃなく、あなたの長所なんだよ」と言ってもらえたことはあったけど
結局見てきたもの、経験したものが全て引っ張られる。
フォローしてくれてるのは嬉しいけれど、うちが見てきた現実は…。
長所、自分の特技、周りへの優しさが全部「当たり前」で切り捨てられる社会だった。

 

これが社会だというのなら、きっと今の自分は社会不適合なのだろう。
「できて当たり前のことが、新人よりもできてない」
「できて当たり前のことができないのは、病気に逃げているから」
うちはこれを「他者と比べるようないいかたは劣等感を植え付けるだけかと」と
やんわりと話したが「うるさい、これが社会だ」の一言で一蹴された事がある。
これが社会だというのなら、きっと今の自分は社会不適合なのだろう。

 

実際今でも、前職でのその経験が重石になっている。
「社会が怖い」「一般就労が怖い」「また怒鳴られる」「また捨てられる」
「理解者なんていない」「障害者求人なんて結局数字だけ」
そんな不安が、一般就労を…転職を考えるたびに頭の中でぐるぐるしている。

 

あたりまえって、なんだろね。
「普通の人の基準」だって言うなら、ハードルが高すぎるように感じる。
ふつうって、なんだろね。