抗がん剤での吐き気対策について
家族の方も一番見ていてつらいのが吐き気や嘔吐ですよね。
相談を受けて対策を聞いてきました。
太衝
蟸溝
太溪
大都
公孫
を左右の差をみて圧痛や固いところをほぐし、、また虚しているところには痛みを与えて(しっかりして!!とカツを入れる)みます。
これは吐き気をおさえるツボです。
それから抗がん剤治療にかかわらずお腹を働かせる、つまり生命力を高める治療をします。
おへそを中心として経穴があります。
この青いラインがあります。そこが神様である神厥を守っているものたちになります。
たべられなくなったら動物はおわりだね。。というようにやはり食欲、食べるということが生きることにつながって生命力にもつながります。
赤いラインはより弱った方へ行うラインになります・
そのラインを探って強いところにはもみほぐして力をゆるませて、弱っているところには頑張れとつねってみたりして応援します。
鍼の場合だと強いところには瀉、弱いところには補
お灸では瀉だと偶数、補法だと奇数施灸します。
施術の流れは食べ物の流れと同じで右外陵から右天枢右太乙、、、とぐるっと中心へ、むかうようにして行います。
ここでもバランスで虚実はその人の経穴のなかで実しているのかキョしているのかを確かめて行います。
抗ガン治療を行っていると体の中を冷ましたり潤すす水がなくなります。のでお水を飲むことと
復溜
三陰交
のどちらか反応点をほぐします。
吐き気が強いときには
下合穴を使い
足三里
上巨虚
下巨虚
をおしてやわらがせます・
普通の元気な人にやりませんが
委陽(三焦)もいいそうです。
太衝を使うときには文字どうり衝撃が一度来るために患者さんに最初すごい気持ち悪くなる可能性があることを伝えて使用しましょう。
それから病気に対して不安がある患者さんが多いために心のケアとして
神門
間使
ここは心の門で心が開いていない施術者がいくらいじっても効果がないそうです・
脈がみれるかたであればいつもより弱いなとかんじたら無理せず軽めに。元気だなと思えばしっかり治療しようとその時の体調に合わせることも大切です・
施術者は男の患者には女、と陰陽のバランス的には異性のほうがいいそうです。
ただしお互いに何かもらいあうので施術者はうがいや手洗い、またげっぷがでてきたらなにか発散することをしたほうがいいそうです。スポーツとか。。。
治療はあまりやりすぎても負担になるので2~3日に一回。素人さんより虚実がわかる人がやるほうがよいそうです。
健康食品については本人の体質があるので
たとえばクロレラだと湿があるひとにはいいけども合わない人では下痢をするし、サルノコシカケとかも弱った人には強すぎたりとなかなか難しいそうです。
なにかに頼りたい、、とは思いますが安易にとびつくのも考えないとはいけません。。
ということで明日ためしてみます!!
