破損しているアームレストに使えそうな部品をネットで探して見つけました。Technics SFPRT17201K1 です。SL-1200MK5シリーズ用の補修部品です。これがSL-1600に適用できないかトライしてみました。価格は300円+税、ネットで店舗受け取りで注文して通勤途中の店舗で翌日に入手できました。ポイントカードを利用して実質77円で買えました。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/04/actonlane/6c/ff/j/o3264244814423177875.jpg?caw=800)
これが折れていたアームレストです
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/04/actonlane/e0/db/j/o3264244814423177899.jpg?caw=800)
これを外す為にアームベースを取り外します。ターンテーブルを外して見えるネジ2本とこの目隠しキャップの中のネジを外します。キャップは経年変化でもろくなっていました。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/04/actonlane/b2/9d/j/o3264244814423177930.jpg?caw=800)
アームレストの裏側はナットになっています。これを緩めて外します。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/04/actonlane/69/2a/j/o3264244814423177956.jpg?caw=800)
入手した補修部品(左)と外した破損した部品(右)です。足の長さが違います。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/04/actonlane/47/79/j/o3264244814423177983.jpg?caw=800)
旧部品の足の部分を再利用します。上部のモールドをニッパーで外します。取り付ける部品の上面が台座からの高さが元の16mmになるように少しモールドは残しておきました。これを台座に戻します。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/04/actonlane/56/2d/j/o3264244814423178021.jpg?caw=800)
補修部品の穴を3mmのドリルを使って穴を広げました。足に差して現物合わせしならが元の部品と同じ高さになるまで深く削ります。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/04/actonlane/2d/e5/j/o3264244814423178052.jpg?caw=800)
これをエポキシ系の接着材で取り付けました。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/04/actonlane/40/3f/j/o3264244814423178087.jpg?caw=800)
接着剤が乾く前にアームを載せ角度を合わせておきます。アームの径もピッタリでした。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/04/actonlane/2b/92/j/o3264244814423178114.jpg?caw=800)
今回アームレストが77円で修理が出来て大満足です。テクニクスに現行アナログプレイヤーがあり補修部品がある事が幸いしました。次はオートスタート時のアームの降下位置の不具合の修理になります。