おはようございます。
作業療法士の菅原洋平です。
【眠れないことの意味は?】
生物が体験する現象には、
どんなことにも必ず生存に関係する意味があります。
眠れないことにも、
何か意味があるのでしょうか。
実験で
一晩徹夜したり、
眠った感じがしないレム睡眠の割合が増えると
感情記憶を思い出すテストの成績が悪くなります。
つまり、
前日までの感情記憶を忘れてしまいます。
感情記憶とは、
例えば、仕事の依頼を受けたことを
「嫌がらせ」と感じるなど
事実の記憶ではなく脳内で加工された「嫌な記憶」です。
嫌な出来事があったら、
それを定着させないために
脳が睡眠の発生を抑えている。
このように考えると、
眠れないことにも意味がありそうです。
ただ、
眠れないことをきっかけに
ベッドでスマホを見たり、
ベッドの中でぐるぐる悩んだり、
朝起きずにカーテンを閉め切ったままごろごろしている、
夕方に居眠りする、
という習慣ができてしまい、
眠れないことが慢性化することがあります。
眠れないのは、
脳の一時的な防衛反応だと考えて、
眠れない日は無理にベッドに入らず、
いつもと同じ時間に起きて
日中はできるだけ眠らずに過ごせば、
就寝前に強い眠気がきて深く眠ることができます。
眠れないこともうまく利用して、
健全な脳をつくってみましょう。
