作業療法士 菅原洋平のブログ

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明日を変える!脳の話

こんにちは。
作業療法士の菅原洋平です。


【睡眠不足でど忘れする!?】

寝不足で
ど忘れが起こる!?

 

 

寝不足では、
注意力を必要とする作業中で
グルココルチコイドが上昇します。


注意力が必要とする作業とは、
例えば誤字を見つける作業中のようなもの。


グルココルチコイドが上昇すると、
私たちはイライラします。


グルココルチコイドは、
身体に侵入した外敵を攻撃する役割。


でもこれは、
ただの寝不足なので
侵入した外的はいません。


攻撃対象がいないと、
グルココルチコイドは
神経の異常を監視するミクログリアに
外的の攻撃を依頼します。
 

ミクログリアは、
そのとき活発に働いている神経細胞を
攻撃対象にします。
 

作業中に最も活発になるのは、
ワーキングメモリを担う神経細胞。
 

これが標的にされて、
攻撃を受けると起こるのが、「ど忘れ」です。


言葉が出てこない。
何しに来たのかを忘れる。
やるべきことがあったはず・・・。
 

これらが見られたら、
数分でも早寝して睡眠を増やしましょう。