作業療法士 菅原洋平のただいま執筆中 -138ページ目

作業療法士 菅原洋平のただいま執筆中

日常の困りごと、これで解けるかも!

「できないことができるようになるえほん
ほら、できた!」(えほんの杜)出ましたよ!
小学校入学前のご準備に、プレゼントにもぜひ!

おはようございます。
作業療法士の菅原洋平です。


【噛んで健全な脳をつくる】

気分が切り替わらないとき、
食事を噛んでいない?


物忘れの相談の背景に
しばしば食事を噛まない習慣があることが
あります。


噛むと
ノルアドレナリンが増加し
前頭前野α2受容体が活性化し
ワーキングメモリが向上します。


ワーキングメモリは、
必要なことを一旦脳内にストックしつつ、
目の前の作業に集中する力です。


人の話を聞きつつ、
さっき言おうと思ったことを
タイミングよく思い出す、
というような場面を可能にしている力です。


ワーキングメモリが低下すると、
気分の切り替え能力も低下することが
明らかになっています。


食事を噛んでいると、
ドーパミンの注意制御も高まり
気分の改善ももたらされる。


知的作業も気分の切り替えも、
噛む動作によって
ささえられているのです。


ただ、
噛む回数を増やすのは難しい・・・。


市販の食べ物は
柔らなく噛まずに済むものばかり。
早食いの習慣で
あっという間に食べ終わる。


そんな場合は、
食事を口に入れたら箸を置いてみましょう。

 


食事を口に入れ続ける手が止まれば、
勝手に噛む回数は増えます。


脳が健全に働くために、食事中に箸を置く。
早速試してみましょう!