こんにちは。
作業療法士の菅原洋平です。
【好きな香りで悪い夢を見た?】
睡眠に良い香り、と言えば、
どんな香りを思い浮かべますか?
ラベンダー?
ローズ?
華やかな夢を見られそうな感じなのに、
追いかけられたり閉じ込められたり、
悪い夢を見てしまった・・・という人もいると思います。
せっかく好きな香りをかいだのに、なぜ・・・?
好きな香りをかいだのに
悪い夢をみてしまう。
これには、
REM睡眠が関係しています。
まず、前提として、
好きな香りほどよく知っていると感じやすく、
よく知った香りほど強く感じるようになります。
たしかに、なんだかいい香り、というより、
○○の香りという名前がついている方が、
その香りに反応しやすくなりますよね。
強く感じれば、
脳の扁桃体に与える影響が大きくなります。
好きな香りをかぐと、
REM睡眠中に扁桃体が賦活します。
すると、
扁桃体が担う不快情動の処理が亢進し、
その結果、夢が不快になる、と考えられるわけです。
ただ、夢が不快だからといって、
必ずしもそれが悪いことだとは限りません。
REM睡眠には
過去に経験した不快情動を処理して、
ネガティブな感情を減らす働きがあり、
悪い夢見中にネガティブ感情を減らしているとも
考えられます。
結局、眠りにいい香りは?という問いに答えは出ませんが、
その人のそのときの脳がしようとしている処理を
促進する、という意味では、
香りが睡眠中の脳の働きを促しているとも言えそうです。
