改革者であり先駆者であろうとする者は、たいていの場合、その時代から何かと非難を浴びるものです。
ソフトバンク社長・孫正義に対しても、称賛する人と同じくらい批判する人もいました。
そうした批判をものともせずに突っ走るリーダーもいれば、謙虚に耳を傾けてそれを逆利用してしまう人もいます。
どちらかというとスティーブ・ジョブズは前者だったでしょう。
孫も、強引な経営者のようなイメージを持たれがちですが、次の言葉にあるように意外と後者のような面もあります。
「高次元の批判は成果を高め、低次元の批判は忍耐力を高めてくれる」(ツイッター @masason 2010.8.18)
これまで7回にわたって紹介してきたように、孫の場合、困難を避けるというより、むしろわざわざそこに向かって行くような生き方をしてきた感じもあります。
彼のツイッターから、いくつか興味深い言葉を拾ってみましょう。
「弱音は吐くものではない。呑み込むものである」
「努力しても報われないなあと感じ嘆く時、大抵の場合は、まだ本当の努力をしていない」
有名人の常として、言われなき誹謗中傷に曝されたり、ときには落ち込むときもあったでしょう。それでも決して人や世の中のせいにせずに、じっと耐えながら前進のチャンスを掴もうとしています。
「革命の途中は、大抵ボロボロになるものである」
「強風の中、必死に岩にしがみついてじっとしている細い糸トンボを見つけた。何を思い何を耐えているのだろう…。すると風や止んだその一瞬に大きく羽ばたいた。そうか、これだ!」
成功のための資質として、孫は「成功する者と失敗する者の異いは、頭の差より性格の差の方が大きい」と語っています。
陽転思考的に言い換えれば、「頭の差より、頭の使い方の差の方が大きい」ということになるでしょう。
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□書籍のご紹介
『孫正義名語録 情熱篇』
志を実現させるための心得50
三木雄信著
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